6/6日に重成一人選手に15ヶ月の出場停止処分が下されました。
処分理由
この暴行事件が今回の処分の理由です。
判決
2020年4月14日
【重成一人は不起訴】
丸亀区検は13日、妻への暴行容疑で逮捕されたボートレーサー重成一人(41)を、不起訴処分とした。理由は明らかにされていない。
重成一人は、香川県多度津町の自宅で3月22日に妻の背中を殴ったとして、同県警丸亀署に現行犯逮捕された。
起訴とは,検察官が特定の刑事事件について裁判所の審判を求める意思表示を言います。起訴の権限は原則として検察官のみが持っています(難しい言葉で「起訴独占主義」といいます)。検察官に起訴されると,捜査段階から裁判手続に移り,被疑者は被告人という立場になります。
検察官が裁判所の審判を求める必要がないと判断した場合には,不起訴となります。不起訴はその理由に応じて,「嫌疑なし」,「嫌疑不十分」,「起訴猶予」の3種類に分類できます。
・嫌疑なし
捜査の結果,被疑者に対する犯罪の疑いが晴れた場合です。
・嫌疑不十分
捜査の結果,犯罪の疑いは完全には晴れないものの,裁判において有罪の証明をするのが困難と考えられる場合です。
・起訴猶予
有罪の証明が可能な場合であっても,被疑者の境遇や犯罪の軽重,犯罪後の状況(示談がまとまったかどうか等)を鑑みて,検察官の裁量によって不起訴とする場合です(難しい言葉で「起訴裁量主義」といいます)。
被疑者が不起訴処分を得るためには,捜査機関の保有している証拠の精査や被疑者に有利な証拠の収集(真犯人の存在やアリバイ等),被害者との示談などを行い,検察官に対して嫌疑が不十分である旨の主張や不起訴が妥当である旨の主張を行っていくことが必要となってきます。これらの活動を全て一般の方が行っていくのは困難であることから,不起訴処分を得るためには法律の専門家である弁護人の選任が不可欠といえます。
なお,不起訴処分となると被疑者に前科は付きませんので,前科が付くことに起因する前科調書への記録や特定の資格や職業への制約といった不利益の心配がなくなり,被疑者にとってのメリットは非常に大きいといえます。また,不起訴処分となれば,刑事手続は終了し身体拘束からも解放されますので,晴れて元の日常生活に復帰することができます。
重成一人選手
出身地 | 香川県 |
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年月日 | 昭和53年9月12日 |
年齢 | 41歳 |
身長 | 168cm |
体重 | 57kg |
血液型 | A型 |
級別 | A1級 |
登録番号 | 3908 |
登録期 | 80期 |
支部 | 香川支部 |
1997年5月9日、丸亀競艇場でデビュー。10日初勝利。
1997年12月10日、徳山競艇場で初優出。
2003年3月19日、若松競艇場で初優勝。
2004年3月、福岡競艇場での総理大臣杯競走でSG初出場。
2004年6月、福岡競艇場での周年記念競走でG1初優勝(6コース:抜き)
2009年3月、多摩川競艇場での総理大臣杯でSG初優出(5コース:4着)
2011年12月、住之江競艇場での賞金王決定戦に出場。24日のトライアル第3戦で6枠から前付けしイン取り成功、そのまま逃げを決め決定戦進出。翌日の優勝戦は3枠3コースで6着だった。
2012年6月、芦屋競艇場でのグランドチャンピオン決定戦競走で優出5着。
2013年2月26日、下関競艇場で通算1000勝達成。
2016年5月、尼崎競艇場での笹川賞で優出2着。
2016年6月、蒲郡競艇場でのグランドチャンピオン決定戦競走で優出3着。
まとめ
不起訴の理由が明らかになっていないため、処分の重いかるいは判断できません。
酒に酔って覚えていないのでしょうが、妻が警察を呼ぶという事はよっぽどの事だったと想像しますが。少し処分が重い気もします。
誰にでもミスは起こりえます、妻と話がしっかりできているのであれば、もう少し軽い処分で良かったのではないでしょうか。