所在地 | 〒810-0071 福岡県福岡市中央区那の津1-7-5 |
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電話番号 | 092-771-6061 |
交通・アクセス | ・地下鉄天神駅から徒歩約10分 ・西鉄福岡(天神)駅から徒歩約15分 ・地下鉄天神駅までは、福岡空港から11分、JR博多駅から5分(いずれも地下鉄利用) ・福岡都市高速道路天神北出入口すぐ |
WEBサイト | http://www.boatrace-fukuoka.com/ |
スマートフォンサイト | http://www.boatrace-fukuoka.com/sp/ |
モバイルサイト | http://www.boatrace-fukuoka.com/m/ |
レースの特徴
1マークの振り幅の影響により、インの占有域が狭いため、センターからのまくりが効きやすい。
水面特性
海水に近い汽水。1マークは那珂川の河口に位置し、満潮時には、やや難水面になる。
コース別成績
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 54.4 | 17.1 | 9.0 |
2 | 16.5 | 26.0 | 18.2 |
3 | 15.2 | 22.8 | 19.1 |
4 | 9.1 | 17.7 | 21.8 |
5 | 3.6 | 11.4 | 19.3 |
6 | 1.1 | 5.3 | 12.7 |
まとめ
福岡の繁華街、天神から徒歩圏内に位置するボートレース福岡。
全国屈指の「イン受難水面」で、その理由は独特な水面特性にあります。
主な特徴としては、
福岡特有のうねり
川にはみ出した1マーク
ダッシュの助走距離180m
24場唯一のバック側ピット
などが挙げられます。
1マーク北側の博多湾に向けて、南側から那珂川が流れています。
満潮になると博多湾から海水が上がってくるため、川の流れとぶつかり合って福岡特有のうねりが発生します。
また、北側の博多湾から吹く風(左横風)は波を起こすため、より複雑なうねりに。
2018年データでは左横風の割合は60%を占めており、最もうねる条件「満潮+左横風」の頻度も多くなっています。
そして、福岡はインが弱いため「うねり=イン不利」と混同しがちですが、基本的には「うねり=まくり不利」です。
うねりを確認してからターンするので、インは相対的に有利。
握って回る「まくり」はうねりに乗ってしまうか、握るタイミングが遅れてしまうケースもあります。
勿論、インがうねりに乗って流れたところを「差し・まくり差し」で差し抜け決着や、インが落とし過ぎてあっさり「まくり」が決まることも。
走っている選手ですら直前まで分からないので、福岡の展開を予想するのは非常に難しいです。
そして、うねりが無くなる干潮時は思い切り握って回れるので、「インが弱く、2~4コースのまくりが決まる水面」に変化します。
「うねり」だけ見ても独特な福岡水面は、地元選手のアドバンテージが大きいです。
インタビューなどをチェックしていると「うねりは気にならない」という選手もいたり、うねりの影響がないほどパワーがあるモーターもあるので、しっかり情報を集めて予想したいですね。
うねりが、波と違ってやっかいなのは、選手は視覚的にその強弱を確認しにくい点だ。
例えばスタート時、選手は 1 マークの直前までうねりの状況がわからない。
コーナーで旋回態勢に入ったところで初めてうねりに気づき、スロットルレバーから思わず手を離すケースも多い。
とくにセンターからアウトの艇が、まくりを狙おうとして、うねりに乗ってしまい、まくり不発に終わってしまうシーンも多い。
うねりがあるときに、まくろうとするなら、スリット過ぎで他艇より 1 艇身以上飛び出して 1 マークまでに内に寄る、いわゆる「絞めまくり」以外は、アウト艇の出番は少ない。
うねりと独特な水面レイアウトから、インだけでなくアウトも受難の特徴があります。
イン受難の理由は、大きく振られた1マーク。
インは斜めに走る形で距離が長いうえ、1マークに寄り気味になってマイシロは少なめ。
余裕を持ってターンできないので、握れば差されやすく、落とせばまくられやすくなります。
アウト受難の理由は2マーク。
奥行きが狭いことからダッシュの助走距離が180mしか確保できません。
通常は200mなのでダッシュからスピードに乗りづらく、特にアウト5・6コース不利に働いています。
また、アウト不利に拍車をかけるのがコース幅です。
スタートライン上の幅が63.75mと広いので、遠くなるアウト選手は攻め切れません。
うねりがあると握って攻めることもできず、2~4コースも「差し」を狙うのでアウトが差すスペースがない展開も多くなります。
・福岡特有のうねり
・独特な水面レイアウト
・満潮なら荒れ水面、干潮なら静水面へ変化する
・博多湾から吹く左横風が多い
・潮回りと風の影響が大きい
・インは弱いが、2・3着率と回収率は高め
・2・3コースは強く、まくり率高め
・4コースも平均以上で、舟券絡みも多い
・5・6コースは厳しめ