今、艇会のエースは誰もが峰竜太と分かっている。ドリーム戦は殆ど初日の1号艇で登場。結果を出し続けている。昨日のボートレース宮島GI開設66周年記念も12R1号艇で走りました。
ボートレース宮島のGI「開設66周年記念 宮島チャンピオンカップ」は10日、初日の熱戦を繰り広げた。V戦線の行方を占う意味でも重要な一戦といえた第12R「厳島ドリーム1st」は絶好枠1号艇の峰竜太(佐賀=35)がインコースから逃げ切り快勝。幸先いい白星発進を決めた。同レースは2着・寺田祥(山口=41)、3着・篠崎元志(福岡=34)で決着した。
エース72号機を獲得して、その動向が注目されていた藤原啓史朗(岡山=30)は1R1号艇をきっちり逃げ切ると、後半戦9Rでは4号艇から堅実に2着を確保。これ以上ない開幕ダッシュを決めた。また、瓜生正義(福岡=44)も2走2、1着と好走。さらに吉田拡郎(岡山=38)は1、3着とまとめ上々の滑り出しとなった。
ちなみに、初日は全12R中、10個Rがイン逃げ決着で、後半戦7R以降は6連続1コースのVだった。
11日の予選2日目もさらなる熱戦が繰り広げられそうだ。なお、第12Rには「厳島ドリーム2nd」が組まれており、6月の当地「グランドチャンピオン」で悲願のSG初優勝を飾った徳増秀樹(静岡=45)が1号艇で登場する。
<宮島ボート:宮島チャンピオンカップ>◇G1◇初日◇10日
初日12R「厳島ドリーム1st」は峰竜太(35=佐賀)がインから逃げて完勝、しっかり人気に応えた。
前検から好気配をにじませていたが、「出足も伸びもいい。エンジンにパワーがある」とレース後も納得の表情をみせた。今年はSG、G1を含めて11度の優勝を誇り、賞金ランキングトップを独走する。今節も主役の座を譲る気は毛頭なさそうだ。