蒲郡オールレディース(9月21日〜26日開催)が開幕した。初日12Rのドリーム戦は1号艇の松本晶恵(群馬)がイン逃げで快勝。松本は初日2・1着で予選3位の好スタートとなった。なお初日1回走りを1着とした山下友貴(静岡)と海野ゆかり(広島)が得点率トップに立っている。
さて今節の出場メンバーだが、ヤングダービーと一部日程が重なることもあって20代の主力選手たちの多くは不在。30代が18人、40代以上が14人もおり、中堅・ベテラン勢がシリーズの軸を担いそうな構成だ。
そんななか今節は10代の選手が2人いる。山崎小葉音(群馬)【写真】と野田彩加(山口)だ。
山崎は2000年10月7日生まれの19歳。約2週間後に20歳の誕生日を控えており、今節が10代最後のレースになる。2018年11月のデビューから約1年10カ月。ケガの影響で昨年6月〜11月にかけて約5カ月間の長期欠場を強いられるなど苦しい時期も過ごしてきた。
しかし今年7月の戸田一般戦で3艇Fの恵まれではあったものの待望のデビュー初1着を飾り、前節の浜名湖ヴィーナスシリーズでは4コースまくりを決めて2勝目をマーク。ここにきて着実な成長ぶりを見せ始めている。スターレーサーを両親に持つ重圧をはねのけてさらに飛躍してほしい選手だ。
野田は2003年4月30日生まれの17歳。現在ボートレース界の最年少レーサーだ。中学生時代に空手で全国大会優勝という経歴を持ち、スポーツ推薦でボートレーサー養成所に入所。無事卒業して今年5月にデビューした。
これまで5節(今節を除く)走って2着1本、3着1本という成績。前節の宮島ヴィーナスシリーズ最終日には6コースからトップスタートでまくりを狙ってあわや初1着というレースもあった。センスを感じさせる走りを見せているだけに今後注目の存在だ。
現在、10代レーサーは15人。きょう9月22日に静岡126期の吉田彩乃が20歳の誕生日を迎えるため、1人少なくなった。1600人近くいる選手のなかでわずか1%という希少な存在。これからどんな選手へと成長していくのか楽しみにしながら見守りたいところだ。
【現役10代レーサー】
5069●山崎小葉音(群馬123期) 2000年10月7日生、19歳
5090 生方 靖亜(群馬124期) 2000年10月29日生、19歳
5091 為本 智也(福井124期) 2000年11月9日生、19歳
5092 篠原 晟弥(福岡124期) 2000年11月19日生、19歳
5093 浦野 海(福岡124期) 2002年4月10日生、18歳
5094●生田波美音(東京124期) 2002年9月2日生、18歳
5120 山本稔太朗(愛知125期) 2001年3月13日生、19歳
5121 定松 勇樹(佐賀125期) 2001年5月2日生、19歳
5122 相馬 翔(埼玉125期) 2001年7月3日生、19歳
5141 大澤 風葵(群馬126期) 2000年12月21日生、19歳
5142 常住 蓮(佐賀126期) 2001年1月2日生、19歳
5143 常盤 海心(徳島126期) 2001年2月23日生、19歳
5144●中尾 彩香(福岡126期) 2001年6月27日生、19歳
5145 島川 海輝(山口126期) 2003年3月9日生、17歳
5146●野田 彩加(山口126期) 2003年4月30日生、17歳
yahoo
若いレーサーにとんでもない逸材が出てきて欲しい。
若さは素晴らしい!これからに希望や夢が沢山ある頑張れ若者達!