東京支部所属の生田波美音選手を紹介していきます。
覚醒中と言ってもいいかもしれません。
2021年のボートレース多摩川のフレッシュルーキーにも選出されています。スター候補性です。
以前は史上最年少女子ボートレーサーとして注目されていた生田波美音選手ですが、現在は若手選手の中ではかなりの実力がかなり上がってきています。まだまだ経験などは必要ですが、ターンのレベルなどはまだ10代とは思えないぐらいの旋回を見せています。正直かなり期待して良いレーサーだと思います。
プロフィール
身長:165cm・体重:49kg
血液型:A型・支部:東京
人物評
生田波美音選手は15歳でボートレーサーの世界へ
『競艇選手って16歳でもなれるんだ?』と思う人もいるでしょう。
現在のボートレーサー養成所入学の条件は『15歳以上で、入所日に「中学校を卒業」が必須』という規定になっている。
中学卒業してれば 15歳でOK
他のスポーツと比べて選手生命の長いボートレースだと、生田波美音選手は最も最短ルートで、中学卒業後(当時15歳)に、ボートレース界に飛び込んだので、50~60年以上は現役でいる可能性もあります。
有名スポーツなら何となくはわかる気がするが『15歳』で公共ギャンブルの競艇ボートレーサーの世界に入るって、一体どんな経緯なのだろうか?
生田波美音選手がボートレーサーになろうと思ったきっかけは、幼少の時から父に勧められてきたから。
よくある話ではあります。
生田家の場合珍しく『父親が競艇好き』で、嫌がる娘を競艇選手に仕立て上げた。という事ではなく、生田波美音選手の父親は舟券を購入したことがないんだとか。
ではなぜ生田波美音選手の父が、早くから娘に『ボートレーサー』という職業を勧めたかというと、『男女関係なく活躍できる』ところに惹かれて勧めたという事です。
ボートレーサーという職業は平均年収1600万円ほど稼げるし、身長や平均的な身体能力は必要だが、その先は未経験でも、女子でも目指せるという『ボートレーサー』という職はとても魅力的だから納得です。
生田家の家族構成は、兄弟に、姉、自分、弟2人という4人兄弟なのに、なぜか父は生田波美音選手にだけ勧めていたそうだ。
父が娘、息子の性格を見て『波美音だったら行けるんじゃないか』と思ったのだろうか。
そんな生田波美音選手自身が本格的に選手になりたいと思ったのは、なんと小学6年生の時だったという。
『他の競技と違って、ボートレースは競技を始めるスタートラインが一緒なのがいい』ということで興味を持ち、この職業を目指すに至ったらしいが、その様な『情報』を小学6年生の子供が自分でネット検索して調べたとは到底思えないので、父親がそれとなく情報を与えていたのではないかとは思う。
生田波美音選手はスポーツが得意な子だったそうだが、やはり受験するにも基礎体力が必要なので、中学在学中はジムに通うなどして本気で体を鍛えていたそうだ。
こういった『キッカケ』でボートレーサーを目指すこととなり、中学卒業後、124期生最年少としてボートレーサー養成所に入所することとなった。
周りの同期はみんな年上で17、18歳…最年長は23歳で、その差7歳の同期だ。
生田波美音選手の訓練中に見せたボートレーサーの才能
生田波美音選手は在学時、占部実技教官から『数年後のクイーンズクライマックスに名前がある』と言われ、田島教官からは『124期の中でもレースっぷりはナンバーワン』と太鼓判を押された逸材だ。センスがあったのでしょう
養成所の教官からも評価高いので、15歳から競艇ボートレース界に入ったのは良かったと思う。誰もが生田波美音選手の『素質』について期待を込めた発言をしているので、ひょっとしたら本当に将来大物になるかもしれない。
生田波美音選手本人も、養成所は”辛かった”ではなく、”楽しかった”と言っているように、本当にボートレーサーという職業に向いているようだ。
ちなみに養成所ではリーグ勝率6.45、優出5回・優勝2回と超好成績を残した、若さゆえか「度胸のある」走りをする生田波美音選手は、事故率の高さが響きチャンプ決定戦には出場できなかったが、もちろんこの成績は同期女子の中でトップの成績だ。
当初はボートの操縦などが上達しなかったそうだが、持ち前の負けん気で技術を習得していき、やがて教官からも評価されるようになったという。
新潟県出身のボートレーサー
新潟県では3人目のボートレーサーとなった生田波美音選手は2018年に亀田西中学校を卒業し、124期生最年少として養成所に入所した。
入所時には『目標は女子選手初のグランプリ出場。そのために握って回る旋回を磨いて、多くのお客さまに信頼されるレーサーになりたいです。』とプロになった後の目標を語っていた。高い目標で素晴らしいです。
波の美しい音と書いて”波美音(はみね)”と読むがまるでボートレーサーになるために付けられた名前のようである。
新潟県は日本海に面しており生田選手が通っていた亀田西中学校も海まで車で20分の距離で、海由来でつけた名前がボートレースに繋がった結果となった。
尚、東京支部に所属している理由ですが新潟県にはボートレース場がなく、新潟支部自体が存在していないためです。
生田波美音選手のインタビュー記事
戦績・2021/1/11現在
数年以内には女子レーサーのTOPで活躍している可能性も全然あります。期待しています。
グレード別の成績
グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 3連対率 | 優勝 | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|
SG | 0 | 0 | 0 | 0.0 % | 0 | 0.00 |
G1 | 0 | 0 | 0 | 0.0 % | 0 | 0.00 |
G2 | 0 | 0 | 0 | 0.0 % | 0 | 0.00 |
G3 | 8 | 68 | 3 | 30.8 % | 0 | 0.20 |
一般 | 24 | 180 | 8 | 17.7 % | 0 | 0.21 |
総合 | 32 | 248 | 11 | 21.3 % | 0 | 0.21 |
コース別の成績
コース | 出走数 | 1着数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|
1 コース | 15 | 5 | 33.3 % | 46.6 % | 60.0 % | 0.20 |
2 コース | 15 | 1 | 6.6 % | 20.0 % | 20.0 % | 0.19 |
3 コース | 24 | 1 | 4.1 % | 16.6 % | 20.8 % | 0.20 |
4 コース | 30 | 1 | 3.3 % | 16.6 % | 23.3 % | 0.20 |
5 コース | 47 | 1 | 2.1 % | 14.8 % | 21.2 % | 0.21 |
6 コース | 117 | 2 | 1.7 % | 5.1 % | 16.2 % | 0.21 |