ボートレースまるがめの「丸亀市観光協会杯」は28日、予選を終了。29日の5日目8~11Rで争われる準優進出戦に出場するベスト24が決定した。
最後まで上位陣が拮抗した得点率争いは、最終的に7戦2勝2着2回3着3回という安定した成績を残した西山貴浩(33=福岡)が首位通過を決めた。2位は中野次郎(39=東京)、3位は梶野学志(40=東京)、4位は白水勝也(48=福岡)となり、それぞれが各準優進出戦の1号艇を獲得している。
トップ通過を果たした西山だが舟足には到底、納得していない。「毎回プロペラを叩き変えてレースに乗っているけど、足は良くない。特に伸びに関しては△の評価になる」と厳しいジャッジ。
それでも、近況の勢いは軽視できない。昨年9月の徳山ダイヤモンドカップで念願のGⅠ初優勝を果たすと、年末の頂上決戦・平和島SG「グランプリ」でもファイナル(5着)進出と大躍進! 今年に入っても、GⅠ「江戸川開設65周年記念」で2度目のGⅠ制覇を果たすなど、絶好調モードにある。
予選を首位通過したことで準進戦→準優戦→優勝戦と大過なく勝ち進めば、常に絶好枠が巡ってくる〝王道〟Vロードが約束されている。
「今年もグランプリの舞台に戻りたい!」と血気盛んな九州男が更なる躍動を見せるつもりだ。