は~い、西山貴浩でございます。みなさん、お元気ですか? 西山はいつも通りゼッコーチョーです。
今年も、もう7月。いよいよ夏本番です! ボク、夏は大好きなんですよ。「祭り」っていうイメージで何かワクワクするんですよね。
6月の児島SGグラチャンは予選最後のレースとなった4日目4Rで湯川浩司さんと接触。これが不良航法と判定されてしまいました。この減点が響いて予選敗退。湯川さんにも迷惑をかけてしまいました。
ただ、エンジンは悪くなかったんですよね。5月の若松オールスターはエンジンの抽選運も最悪ですが、その後から引きが上向いています。だから、7月の芦屋オーシャンカップは楽しみです。今年は3月の福岡クラシック、5月の若松オールスター、7月の芦屋オーシャンカップと福岡3場でSGがありましたが、いよいよオーシャンカップがラスト。ここは結果を出したいですね。
グラチャンは悔しい結果になってしまいましたが、大好きな夏、しかも地元のSGですから気持ちを切り替えていきますよ。チリも積もれば山となる――。グランプリに向けてコツコツ賞金を積み重ねる「チリツモ作戦」で頑張ります。この前、新田雄史さんには「チリをいくら集めてもチリだけどな」とバッサリ言われてしまいましたが…(笑い)。
実は今「SGを取れる」という実感があるんですよ。やっぱり昨年、グランプリに出場できたことが大きいんでしょうね。SGを勝つためにはエンジン出しが重要な要素になると思っていますが、そのあたりも自信がついてきました。そろそろSG優勝という夢を実現したいです!
夢と言えばボートレーサーという職業柄、前検に遅れる夢とかフライングをしてしまう夢を見ることが多いですね。すぐにボートを水面に下ろさないといけないのに、なぜかボートがすごい遠いところにあってたどり着けないというのもありますね。他のレーサーのみなさんも同じような夢を見ているみたいです。
最近では、なぜか同期の池永太がプールで溺れている夢を見ました。オールスターの時にはポンコツ会の先輩の谷村啓司さんに両方の耳を食べられる夢を見ましたね。何で、こんな夢を見るんでしょうね。不思議ですねぇ(笑い)。
若いころは女優さんを抱く夢とか見てたんですけど、最近はいい夢を見ないですね。ここは自力でSG優勝という素晴らしい夢を実現したいです。それが芦屋オーシャンカップだったら最高ですね。頑張ります!
☆にしやま・たかひろ 1987年5月15日生まれ。福岡支部の97期生。2005年11月の若松でデビュー。2008年9月の若松で初優勝。2020年9月の徳山ダイヤモンドカップでGⅠ初優勝。同年12月にはグランプリ初出場で初優出。SG優勝は未経験。通算41V(GⅠ2V)。今年の獲得賞金額は4115万532円(13位=グラチャン終了時点)。座右の銘は「笑う門には福来る」。トーク力、開会セレモニーのパフォーマンスはボートレーサーの中でも随一。「ボート界のエンターテイナー」としてレースはもちろん陸に上がってもファンを楽しませている。