夏は波に乗ったもん勝ち。
7/21-7/26に第25回のオーシャンカップが鳴門競艇場で開催されます。
情報をどんどんアップしていきますので、皆様予想などの参考にして下さい。
SGオーシャンカップとは
SG ボートレースオーシャンカップは、年に9回しか開催されないSGスペシャルグレードレース競走の1つ。 1996年に制定された海の日を記念して、同年に創設されたレースなんだ。優勝賞金は3300万円となっている 。
SGオーシャンカップ出場条件
・前年度のボートレースグランプリ(賞金王決定戦)優勝戦出場者6名
・直前のグランドチャンピオン決定戦優勝者
・選考期間内のPG1・G1・G2の優勝戦着順点上位者
殆どのSGがA1級でなければ出られないSGレースが多い中、SGオーシャンカップは結果さえ出していれば全階級の選手が出場可能。
結果的にA1級の選手が大多数を占めてしまうものの、全ての選手に可能性があるのは下位選手にとっても非常にモチベーションになることでしょう
歴代優勝者
第24回 2019年【常滑】 瓜生 正義 (1号艇 逃げ) |
第23回 2018年【若松】 毒島 誠 (2号艇 まくり) |
第22回 2017年【丸亀】 峰 竜太 (1号艇 逃げ) |
第21回 2016年【鳴門】 石野 貴之 (3号艇 差し) |
第20回 2015年【三国】 石野 貴之 (1号艇 逃げ) |
第19回 2014年【丸亀】 吉田 拡郎 (1号艇 逃げ) |
第18回 2013年【若松】 松井 繁 (1号艇 抜き) |
第17回 2012年【尼崎】 井口 佳典 (1号艇 逃げ) |
第16回 2011年【蒲郡】 佐々木 康幸 (3号艇 まくり差し) |
第15回 2010年【丸亀】 石野 貴之 (1号艇 逃げ) |
石野貴之選手が、ここ10年で3回の優勝と抜群の相性を誇っていますので今年も注目でしょう!!
25回SGオーシャンカップ出場予定選手・ドリーム戦
ドリーム戦出場予定選手
出場予定選手
ボートレース鳴門
第25回SGオーシャンカップはボートレース鳴門で開催されます。鳴門の特徴を解説いたします。
上記ページに鳴門競艇場の特徴は解説してありますので参考にして下さい。ここにはまとめだけ書いておきます。
バック側「鳴門の花道」で伸びる
海水で潮位差があり、風も吹きやすい
冬は強い追い風傾向
・1〜5Rまでは企画番組
・オリジナル展示データあり
・インが弱い分、2〜5コースが強い
・1コースは向かい風で有利
・2コースは追い風で有利で、まくり比率も平均より高い
・3コースは攻め手になりやすく、記念レースの一着率も高い
・4コースは追い風で有利
・5コースのまくり差しに注目
・6コースの舟券絡み率も平均以上
ピックアップモーター
オーシャンカップとは オーシャンカップはチャレンジカップに次いで2番目に新しいSG。第1回大会は1996年に住之江で始まった。G1、G2で活躍した選手が集まり、優勝賞金は昨年大会から増額されて3300万円。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今節は無観客で行われる。
前年度の第24回大会優勝の瓜生正義、昨年のグランプリ優出者(石野貴之、桐生順平、白井英治、毒島誠、吉川元浩)、直前SGの第30回グランドチャンピオン優勝の徳増秀樹が優先出場者。1年間(19年5月~20年4月)のG1及びG2優勝戦の得点上位者、合わせて52人が出場する。湯川浩司、原田幸哉、稲田浩二、浜野谷憲吾、今井美亜はF休みのため出場できない。今回の初出場は丸野一樹、大山千広、安河内将ら13人。出場者の4分の1を占めている。
舞台となる鳴門は小鳴門海峡に面した海水の水面。干満差があり、干潮に近い時間帯は静水面でレースが行われるが、満潮時は乗りにくくなり、レースも荒れやすい傾向になる。形状もスタートラインから1Mに向かって幅が狭くなっていくコースになっているため、インの選手はスリットで後手に回ると窮屈なターンを強いられる。
現在のモーターは今年4月10日から使用開始。注目のエース機は11号機だ。5月に赤羽克也が優出すると、温水パイプが外れても柳瀬興志、竹之内極が続けて優出。そして6月の67周年で岡崎恭裕が節イチの仕上がりで予選トップ通過から王道Vを飾った。13号機も乗り手を問わない良機。出足を中心に動いている。66、26、25号機も楽しみなエンジンだ。
モーター抽選結果・前検
『鳴門の水面&モーター』
ーム追い風の吹く、穏やかな水面コンディション。
6月の周年優勝機・11号機がお化けになるかも…!!干潮水面でもホーム追い潮ならイン優位
SGオーシャンカップが開催される7月下旬は、梅雨が明けて気温が上がります。風は南寄りのホーム向い風がほとんどで、水面は穏やかです。風の影響は少ない時期ですが、鳴門には潮位の変化があります。開催期間中は序盤の2日間は大潮、3日目から最終日は中潮で、午後に向かって潮位が低くなります。ダッシュ勢の出番が増えそうですが、2マークから1マークへ潮が引く“ホーム追い潮”が干潮時間まで続くため、風の影響次第ではスタートが難しくなるでしょう。
同じ条件だった6月のGI大渦大賞では、全72レース中イン逃げが45本、抜きが4本。イン1着率は68%と、節間を通してイン優勢の流れでした。
11、66などゾロ目モーターに注目
モーターは4月に更新されました。使用4ヵ月目に突入して相場が固まってきています。6月のGI大渦大賞終了時点のオススメモーターは6基です。まずは、大渦大賞で岡崎恭裕を優勝に導いた11が現時点のエース機です。乗り手を問わず活躍が続いており、前検日から選手間で評判でした。伸びを中心に3拍子揃っていて、オーシャンCでも大いに注目されるでしょう。
大渦大賞で優出した27は、瓜生正義が「乗り心地の延長で出足が来ている」とコメント、優勝戦では岡崎に迫る勢いでした。同じく優出の66は実戦型で、2着回数が突出しています。乗り手を問わず活躍を続ける82、52、25もパワー上位です。
注目選手・ピックアップレーサー
田村隆信
西山貴浩
前回の鳴門は1月の準パーフェクトVと相性も抜群、近況も2節連続優勝とリズムになっています。
そろそろ、西山貴浩選手のSG制覇でボートレース界をより盛り上げて頂きたいです。
石野貴之
SG第25回オーシャンカップは、徳島県・鳴門市のボートレース鳴門で22日、2日目が行われた。
ほぼ一日中、弱い追い風が吹くコンディションで逃げは8本も決まった。その中で、5Rの石野貴之【写真】と11Rの枝尾賢がまくりを決めた。
特に石野は鮮やかな勝ち方だった。スロー3コースから、ほぼ同体のスリット隊形ながら、スタートタイミングは最も遅いコンマ10(5艇ゼロ台S)。1マークはダッシュ勢の攻めを止めつつ、迷わず強ツケマイを放った。内2艇に対して抵抗をさせず、文句なしの勝利だった。インタビューでは「スタートは気持ち良くいけました。足は普通ぐらいじゃないでしょうか。(1マークは)差す足がないと思ったので、うまく決まりました」と話した。また、1着の上がりタイムは1分47秒5と、2日間を終えてシリーズ最速タイムを出した。見た目の動きは明らかに良く、結果も出てリズムが上がってきた。
石野と鳴門は、切っても切れない「仲」だ。鳴門で開催された2016年7月オーシャンカップ、2017年6月グラチャンのSG2個をともに制した。とにかく水面相性が抜群で、エンジン出しが強烈になった時は、誰も石野の強さを止められない。ちなみに、同一レース場におけるSG3連続Vは、過去に誰も達成していない。史上初の記録がかかる。また、石野はオーシャンカップを2010年丸亀、2015年三国、2016年鳴門と3度制している。これまで大会最多優勝記録は松井繁の4度(1998年三国、2006年若松、2008年蒲郡、2013年若松)。今回、石野が勝てば4度目の制覇となり、松井と肩を並べる。
現在、石野は賞金ランク14位で、年末を見据えても今節が正念場。8月のSG下関メモリアルはフライング休みで出場できない。となれば、今回の鳴門が賞金加算に向けて、かなり重要となる。結果の出ている水面で、3日目は4R4枠、12R6枠で出走予定。勝負の鬼と化して攻める。
鳴門SGオーシャンカップのレース情報やムービー特集、その他コンテンツはページ下の関連リンクよりご確認いただきたい。熱いレース展開に乗り遅れないようご注意を。