あけましておめでとうございます! 西山貴浩でございます。いつもとは違う新年。皆さま、いかがお過ごしですか? ボクは12月28日から1月2日まで、地元・ボートレース若松の年またぎシリーズに出場していたこともあって、お正月気分は全くないですよ(笑い)。
それにしても、初めて出場した昨年12月のグランプリ。シビれましたぁ~。こんなにシビれたのは人生初です。フグの毒にあたったんじゃないかというくらいシビれました。いやぁ~、楽しかった。あの感覚を一度、味わったら、毎年、絶対にグランプリに行かなきゃいけないという気持ちになりましたね。
何がシビれたって、やっぱり1号艇ですよ。峰竜太さんに「グランプリ1号艇のプレッシャーはとんでもないぞ。でも、あの緊張感を一度味わったら、今まで感じていたプレッシャーなんて何てことなかったんだと思う。この後、どんな場面になっても、グランプリ1号艇の重圧に比べたらたいしたことないって思えるようになる」って言われていたけど、実際に経験したら、そりゃすごかった。
今回のグランプリではトライアル2ndの2戦目と3戦目で1号艇でしたが、レース10分前にオッズを見たら、すごい投票数になっていました。「これで負けたらとんでもないことになるな。絶対に負けられない」と…。勝たなきゃいけないけど、フライングも切れない。初めてレース前に吐きましたよ。昨年はGⅠの優勝戦1号艇を2度、経験したけど、あの時とは比較にならないほど緊張しました。
でも、峰さんが言ったように、このプレッシャーを味わったので、もうどんな状況になっても大丈夫でしょう。本当にいい経験をさせてもらいました。しかも、2度も1号艇を経験させてもらいましたからね。それに初出場で優勝戦にも乗ることができました。まあ、枠番抽選での2発連続1号艇がすべてですけどね。今回は「運一本」、「ツキ一本」ですよ。
2度目の1号艇を引いた時、松井繁さんにポツリと言われました。「オレは23回、グランプリに出ているけど、枠番抽選で1号艇を引いたのは1回しかない。お前は初めてで、もう2回か」って…(汗)。
今回はグランプリ初出場で戦い方が全然分からなかったので、池田浩二さんにいろいろ聞いていました。「トライアル2nd初戦の着順は気にするな。勝負は2、3戦目。とにかく抽選でいい枠を引いて勝負だ」というアドバイスをもらっていたんですけど、その通りでしたね(笑い)。トライアル2ndの初戦は6着。2、3戦目は抽選で1号艇を引いて連勝で優勝戦に乗れましたから…。
最後にサプライズもありました。最終日、優勝戦を終えて帰ろうとしたら、ポンコツ会の先輩・林恵祐さんの姿が…。「何しとるん?」って聞いたら「いや…、貴浩を迎えにきたんだ」って…。わざわざ福岡から後輩のボクを迎えに来るために飛んできてくれたんです(泣く)。林さんの東京滞在時間は1時間(笑い)。本当にうれしかったです。林さん、ありがとう!
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