西山貴浩(33=福岡)が複勝率16・6%の70号機を見違える足に仕上げた。
前検はスリットから下がっていたが、度重なる本体整備に加えペラを調整。試運転を何度も繰り返し戦えるレベルまで底上げして優勝戦1枠をゲット。「整形手術に成功しました。もうこのエンジンは生まれ変わりました。行き足がいいから、このままで十分です」と機力に胸を張る。1月の江戸川周年に続き、今年2度目の優勝をイン速攻で決める。
<下関ボート>◇初日◇7日
西山貴浩(33=福岡)が唯一、連勝スタートで貫禄を示した。月末に控える若松SGオールスターに向けて気合が充満しており、レース同様にピットでも“舌好調”だ。
「僕の人生の貴重な3分間を記者さんにあげるから何でも質問して下さい」と笑わせてくれた。ただ、機力は平凡の域。しっかり調整を合わせて予選トップ通過を狙う。