![悲願のG1初Vへ視界良好!『西山貴浩』が得点率トップに浮上 ボートレース徳山](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_500,h_333/https://gamble-king.net/wp-content/uploads/2020/09/120200680_2022479921220432_9097466117884681458_o.jpg)
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ボートレース徳山(山口県)の「G1ダイヤモンドカップ」は26日、いよいよ予選最終日を迎える。今節はズバ抜けたシリーズリーダーが不在の混戦模様になっているが、まだG1戦タイトルを持っていない西山貴浩【写真上】が、3日目終了時点で得点率トップに浮上した。
今節の西山は6号艇だった1走目こそ4着だったが、3走目の1号艇はきっちりと逃げ、5走目の4号艇でも差し抜けて2勝をマークするなど、4、2、1、3、1着という内容。手にしているモーターは前節、同期の田中和也が10戦8勝という圧倒的な強さで優勝した上昇機。記念戦線では伸びで劣勢になることが多いのだが、「下がらないのがいい」と感触の良さを表現。さらに今節は一緒にいると成績が良くなる瓜生正義の存在も大きい。なぜなら瓜生はいつでもどこでも的確なアドバイスをくれる、非常に頼りになる先輩だから。
西山のG1戦出場はこれが88回目。優出は10回あるが、まだ優勝はない。記憶に新しいのは8月4日のびわこ周年。予選は5位だったが、G1では初めて優勝戦の1号艇を手にしてG1初優勝の大チャンスを迎えながら、地元馬場貴也のまくり差しに屈して悔しい3着に敗れたばかり。しかし、びわこと違ってインが強い徳山なら、予選トップを守り、準優勝戦も1着で突破して優勝戦の1号艇を手にすれば、優勝確率はかなり高まる。予選ラスト走は5号艇だが、ひとつでも上の着順でゴールし、予選トップの座を守りたいところだ。
予選2位には地元の竹田辰也、3位には3日目連勝ゴールの古結宏、4位タイに秦英悟と地元の白井英治が並んでいる。6位タイの5人も含めて、上位陣の得点差はないに等しい大混戦だけに、準優1号艇争いはまれにみる白熱戦。とはいえ、3日目から追加選手が3人も呼ばれたように、今節は最初から出場選手が少なかった関係で、4日目に2回目の1号艇が回ってくる白井が有利な状況かもしれない。
準優ボーダーはいつもの6.00あたりに落ち着きそうだが、毒島誠【写真すぐ上】や3日目に崩れてしまった田村隆信らがボーター下からの勝負駆けを強いられる。ドリーム組は太田和美と瓜生正義がすでにFで脱落しているが、山口剛と石野貴之も4日目を待たずに予選突破は絶望的になっている。
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