岡山県・倉敷市のボートレース児島で開催中の「G1児島キングカップ開設68周年記念競走」は3日、5日目が行われた。
注目の準優勝戦が10〜12Rで争われ、逃げ切り3連発が決まった。準摽10Rは山崎智也が同体スリットに持ち込み、2コース下條雄太郎、3コース原田幸哉がともに流れた隙に先マイ。4コースから差した吉川元浩が2着に入った。
準優11Rは峰竜太がコンマ07のトップスタートを決めた。1マークはやや握って回り過ぎたが、ターン後の舟の返りが力強く、豪快に逃げた。2着争いは松井繁が冷静に差して続き、優出を果たした。
準優12Rは3枠今垣光太郎が4カドになったかに思えたが、スタート展示から1つ内を取っていた4枠前本奏和が本番は3カドに引いて12・4356の2対4に。しかし、菊地孝平は慌てずイン先制を決めた。接戦の次位争いは篠崎元志が2マークで今垣を差し、2着を確保した。
いよいよ最終日、4日は12Rで優勝戦が行われる。枠番、メンバーは次の通り。
<児島 最終日12R 優勝戦>
1枠 菊地 孝平(静岡支部)今年賞金6位
2枠 峰 竜太(佐賀支部)今年賞金1位
3枠 山崎 智也(群馬支部)今年賞金127位
4枠 松井 繁(大阪支部)今年賞金12位
5枠 篠崎 元志(福岡支部)今年賞金29位
6枠 吉川 元浩(兵庫支部)今年賞金2位ファイナルは、グランプリ覇者4人(峰、山崎、松井、吉川)を含む全員がSGウイナーと超豪華な一戦となった。1枠には菊地が構える。予選トップ通過から準優も快勝、Vロードを順調に歩んでいる。フライング持ちながら、仕掛けの切れは問題なし。今年の賞金ランクは3日終了現在で6位、今節の後は丸亀G1、大村SGダービーを走り、30日間のフライング休みを控えている。ここで優勝すると、獲得賞金は8700万円を超えて、ランク3位にまでジャンプアップする。年末の平和島SGグランプリ2ndステージ出場の可能性が大いに高まる。是が非でも逃げて、賞金を加算したい。
しかし、強敵は右隣りに控える。2枠の峰竜太だ。今節は何と今年21回目の優出を果たした。獲得賞金トップをひた走る中、今年はもう1つのテーマに向かってばく進している。それは年間最多優勝の野中和夫(引退、16回)を超えること。すでに12回も優勝して、数字は近づいてきた。
実は、峰には面白いデータがある。2018年4月、同じ児島ボートでG3企業杯が行われた。優勝戦は1枠菊地、2枠峰と並び、結果は峰が2コース差しで制した。2年半後に、同じレース場で再び差すのか。非常に興味深い。
yahoo
2年前のG3の再現なるか!?
2018年4月、同じボートレース児島でG3企業杯が行われた。優勝戦は1枠菊地孝平、2枠峰峰竜太と並び、結果は峰が2コース差しで制しています。
今日も1号艇菊地孝平・2号艇峰竜太です。再現なるか注目ですね。
↓レース映像↓