本年度から、ヴィーナスシリーズも全24場で行われることになり、年間の女子戦が12開催増えた。これで、これまで年間24場で行われていたG3・オールレディースに加えて、プレミアムG1・レディースチャンピオン、クイーンズクライマックス、G2・レディースオールスター、レディーズチャレンジカップ(賞金ランク上位20人が参加)を含めると、女子戦は52開催行われることになった。
1年間は52週。ほぼ女子戦は毎週開催されている。今年からボートレースを始めた友人は、選手も覚えやすいということで、女子戦にハマっているが「女子戦は休ませてくれませんね」と開催の多さに驚いていた。
女子レーサーの数は223人(4月1日現在)。毎週レースがあるとなると選手の確保も大変だ。特にヴィーナスシリーズは登録16年未満の出走条件があったが、今年度からはOG枠を新設。毎節12人程度のヴィーナス卒業選手があっせんされることになり選手を確保している。
3月のG2・レディースオールスター(鳴門)で久々のビッグタイトルを手にしたベテランの岩崎芳美(徳島)に話を聞くと「女子戦が注目されてありがたいですね。開催数は増えたけど、逆に女子戦のあっせんだけなら5日くらいは休みがあるし体力的には楽」とレース数が増えたことに問題はなさそう。むしろ「若い人は、強いベテラン選手が入って来て困っているかも知れないが、最近の若い女子はソツなくレースをするし、レベルは上がっていますからね。自分たちも負けないように意識が上がって来てます。これからも女子戦をアピールしていきたいですね」とお互いが切磋琢磨(せっさたくま)して女子戦を盛り上げるつもりだ。
4月のからつG3・オールレディースで開幕した本年度の女子戦。ここまで12開催が行われたが、周知の通りボートレースは新型コロナ対策として無観客で行われてきた(5月22日の大村から徐々に解除)。日本中がコロナ禍で、多くのスポーツが自粛している中、開催ができているだけでもうれしいが、予想に反して売り上げも好調。GWに三国で行われたG3・オールレディースでは37億8179万3900円を売り上げて、前年比120%の数字をたたき出した。
勢いの止まらないボートの女子戦。8月には多摩川でプレミアムG1・レディースチャンピオン(8月5~10日)が行われる。これからも盛り上がり必至の女子戦から目が離せない。(関西ボート担当・安藤浩貴)
デイリー
確かにSGやG1以外は僕は正直女子戦の方が面白いし、舟券も好調!!可愛い子を買ってしまうのを抑えればもっと稼げる気がする。
おじさんの奮闘より若い姉ちゃんの奮闘の方が面白いに決まってる。