びわこオールレディース（7月1日〜6日開催）が開幕した。注目の初日12Rドリーム戦は1号艇の平山智加（香川）【写真】がイン逃げで快勝。これがデビュー通算800勝の節目となった。また池田浩美（静岡）と赤井睦（徳島）が初日2連勝をマークする好発進。池田はこれでデビュー通算999勝に伸ばし、1000勝の大台に王手をかけている。
さて2020年もあっという間に半分が終わり、きょう7月1日から下半期がスタートした。ボートレース界も1〜6月は前期、7〜12月は後期と半年ずつ分けられており、7月1日から「2020年後期」に切り替わった。
期が新しくなることで変化が生まれるのは各選手の級別だ。2020年後期級別審査期間（2019年11月1日〜2020年4月30日）における成績に基づき、本日から級が変更になった選手が数多くいる。
女子レーサーで級別が変わった選手を一覧にしてみよう。
【昇格】
・A2級→A1級 岩崎芳美、堀之内紀代子、細川裕子、宇野弥生、土屋千明、落合直子、深川麻奈美、鎌倉涼、清水沙樹、藤原菜希
・B1級→A2級 中里優子、池田紫乃、池田浩美、金田幸子、西村美智子、浜田亜理沙、喜多須杏奈、富樫麗加、出口舞有子、西橋奈未
・B2級→A2級 山下友貴、櫻本あゆみ、松尾夏海
・B2級→B1級 淺田千亜希、池田明美、赤澤文香、三浦永理、高石梨菜、竹野未華、黒澤めぐみ、深尾巴恵、清水さくら、中北涼、下野京香、金子千穂、上田紗奈、山崎小葉音、高憧四季、生田波美音【降格】
・A1級→A2級 山川美由紀、廣中智紗衣、長嶋万記、魚谷香織、川野芽唯、樋口由加里、渡邉優美、高田ひかる
・A2級→B1級 高橋淳美、松瀬弘美、渋田治代、水口由紀、岸恵子、茶谷桜、津田裕絵、喜井つかさ、蜂須瑞生
・A2級→B2級 新田芳美
・B1級→B2級 西茂登子、安達美帆、西坂香松、中西裕子、白石佳江、藤堂里香、稲生夏季、篠木亜衣花、西澤日花里、伊藤玲奈、西舘果里、高橋悠花、森田太陽、大橋由珠、末武里奈子、山本宝姫、間庭菜摘、計盛光昇格した選手が39人、降格した選手が36人となっている。A1級初昇格を果たしたのは深川麻奈美と清水沙樹の2人。深川は26期目、清水は23期目での初A1級となった。久々のA1級復帰を飾ったのは宇野弥生と鎌倉涼。宇野は8期ぶり、鎌倉は9期ぶりのA1級返り咲きとなっている。
A2級初昇格は喜多須杏奈、出口舞有子、西橋奈未の3人。びわこオールレディースに出場中の出口は初日10Rで3コースまくりを決め、初めてA2級の肩書きを背負って走ったレースでさっそく1着を奪う活躍を見せた。出口は近況4期で勝率3.97→4.96→5.08→5.64と急激に成績を伸ばしてきている。A2級を一瞬の通過点として来期A1級初昇格を飾るのか楽しみだ。
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