2021年がスタートして2週間あまりがたった。
今年最初のG1レースは尼崎の68周年記念「尼崎センプルカップ」だが、きょうが最終日。優勝戦1号艇は滋賀支部の丸野一樹だ。
新年早々、児島の正月レースで優勝したが、これがオール3連対。ほぼ1艇身のゾーンにスタートを放り込み、2本の4コースまくりも含め中盤から5連勝でシリーズを走りきった。現在開催中の「尼崎センプルカップ」も7走5勝。イン逃げはもとより、6コースからの抜きや十八番の4コースまくりなど自在性豊かな戦法で強豪を向こうにまわし健闘している。平均スタートタイミングはコンマ10。はなからレースの主導権を握って優位に戦いを進めるのがそのスタイルだ。
2021年の「男子注目株」である。
では「女子注目株」は誰だろうか…。
2021年がスタートして2週間あまりがたった。
今年最初のG1レースは尼崎の68周年記念「尼崎センプルカップ」だが、きょうが最終日。優勝戦1号艇は滋賀支部の丸野一樹だ。
新年早々、児島の正月レースで優勝したが、これがオール3連対。ほぼ1艇身のゾーンにスタートを放り込み、2本の4コースまくりも含め中盤から5連勝でシリーズを走りきった。現在開催中の「尼崎センプルカップ」も7走5勝。イン逃げはもとより、6コースからの抜きや十八番の4コースまくりなど自在性豊かな戦法で強豪を向こうにまわし健闘している。平均スタートタイミングはコンマ10。はなからレースの主導権を握って優位に戦いを進めるのがそのスタイルだ。
2021年の「男子注目株」である。
では「女子注目株」は誰だろうか…。
ボートレース尼崎のGI「センプルカップ(開設68周年記念)」は17日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の丸野一樹(滋賀=29)がコンマ04の好スタートを決め逃げて、通算3度目のGIタイトルを手にした。
昨年、グランプリ出場を逃したことが悔しかった。新たな年を迎え、そのグランプリ出場への計画を練り直した。その一つが「GIを予選トップで通過して2回逃げる」ことだ。
そして今年初のGIで、いきなりそのチャンスが訪れ、しっかり実行した。
優勝戦のスタートは「展示と同じ(F02)起こしで1回アジャストして様子を見た」。それでも、減速することなくスリットを通過。1Mのターンも「自分の中では失敗」と振り返ったが、差して迫る藤岡俊介(兵庫=37)を振り切って、今年一つ目のGIタイトルを手中に収めた。
これで前節の児島一般戦に続く2節連続Vと勢いは文句なし。ただ、あくまでも目指すはグランプリ。この勝利も大きな目標のための第一歩に過ぎない。
「今年こそグランプリにしっかり出場したい。今年1年、しっかり戦い抜いていきます」と年末に向け、力強く歩み始めた。