ボートレース徳山(山口県)の「G1ダイヤモンドカップ」は5日目の27日、10〜12Rで準優勝戦が行われ、ベスト6が出そろった。
準優10Rは5コースまでの5人がコンマゼロ台に突っ込むスタート合戦。4カドから大峯豊が伸びてまくり攻めに出たが、2コースの村田修次が握って応戦。インの池田浩二がすんなりと逃げ、3コースから冷静に差した毒島誠が篠崎仁志を競り落として2着。
準優11Rはインの西山貴浩【写真上】がトップスタートから逃げて圧勝。3コースから握った濱野谷憲吾が1周2マークで山下和彦を差して2着。
トリの準優12Rもインの白井英治が逃げて完勝したが、2着争いは準優らしい大激戦。藤岡俊介と原田篤志がもつれた2周1マークで宮地元輝が浮上したが、続く2周2マークではその宮地に古結宏が突進して宮地は後退。ここで藤岡が2着に浮上した。古結は不良航法を取られて、賞典レース除外になっている。
結果的に準優は1号艇トリオの逃げ3連発で順当決着し、優勝戦のメンバーは次の顔ぶれになった。
<徳山最終日 12R 優勝戦>
1号艇 西山 貴浩(福岡支部)
2号艇 白井 英治(山口支部)
3号艇 池田 浩二(愛知支部)
4号艇 藤岡 俊介(兵庫支部)
5号艇 濱野谷憲吾(東京支部)
6号艇 毒島 誠(群馬支部)8月のびわこ周年に続き、西山貴浩がG1戦では2回目となる優勝戦1号艇を手にした。G1戦の優出はこれが11回目。ついに悲願のG1戦初優勝の大チャンスが到来。難水面でインが簡単には勝てないびわこ周年では3着と敗れており、「びわこのリベンジがしたい!」と宣言。
さらに、「年末のグランプリ(平和島開催)は知らんぷりしてたけど、この時期に優勝できれば大きいですね」と、現在21位の賞金ランキングも意識。優勝賞金900万円を獲得すれば、ランキングは一気に13位まで浮上する。
そういう意味で、いろいろな重圧を背負っての戦いになるが、イン戦は96年以降で5位の記録となる29連勝をマークしたこともある得意コース。準優のようなターンができれば、地元の白井英治【写真上・左】や仲良しの池田浩二【写真上・右】らをも寄せ付けずに悲願を達成できそうだ。
yahoo
最近のスポーツではサッカーワールドカップの日本代表戦と同じぐらいワクワクしている。
その分思うような結果じゃなかった時のショックが大きいから、頼むぞ西山貴浩!!
頑張れ西山貴浩!!