多摩川オールレディース(10月30日〜11月4日開催)は3日目が終了した。三浦永理(静岡)が4・1・1・2・1着で予選トップに浮上。松本晶恵(群馬)が3・1・2・3・1着のオール3連対で予選2位につけている。両者は4日目の4Rで直接対決することになっており、シリーズリーダー争いは激戦となりそうだ。
さて話題は変わるが、11月1日から新期に切り替わり、ボートレース界ではひとつの大きなルール改正がきょうから適用された。11月1日以降を初日とするレースから、男子レーサーの最低体重が51キロから52キロに引き上げられたのだ。男子選手の健康維持並びに身体能力の発揮による事故防止を目的として改正。なお女子レーサーの最低体重は従来の47キロから変わらないため、男女の体重差は4キロから5キロに広がることになる。
各レース場の新ルール適用開始日は以下のとおり。
11月2日 徳山、若松
11月3日 常滑、児島
11月4日 住之江、丸亀
11月5日 津、三国、鳴門
11月6日 戸田、蒲郡
11月7日 尼崎
11月8日 桐生、芦屋
11月9日 福岡、大村
11月10日 下関
11月11日 多摩川
11月12日 平和島、びわこ
11月16日 唐津
11月17日 江戸川
11月24日 浜名湖
11月25日 宮島
(※江戸川は11月5日開幕の節が女子戦のため11月17日から適用)なお11月1日がシリーズ初日というレース場はひとつもなかったため、きょう1日は各レース場とも従来通りの男子51キロで開催。最も早く新ルールでレースが行われるのは11月2日に開幕する徳山と若松になる。
徳山モーニングレースの「住信SBIネット銀行賞」(11月2日〜7日開催)は男女混合戦。女子レーサーからは女子賞金ランキング2位の守屋美穂(岡山)、3位の小野生奈(福岡)らが登場する。127期養成所チャンプとなった清水愛海(山口)のデビュー戦も楽しみだ。
若松ナイターレースの「資さん杯」(11月2日〜5日開催)も男女混合戦。女子レーサーからは女子賞金ランキング5位の平高奈菜(香川)、9位の香川素子(滋賀)、13位の川野芽唯(福岡)らが参戦する。
また11月4日開幕の住之江一般戦には女子賞金ランキング1位の平山智加(香川)、12位の大瀧明日香(愛知)らが出場予定。新ルール開始早々から男女混合レースに次々と女子トップレーサーたちが登場するあっせんが組まれている。男女の体重差が1キロ広がったことがレースにどう影響してくるのか注目したいところだ。
ちなみに男女混合戦で優勝した女子レーサーは今年まだ4人(5件)だけ。3月の芦屋一般戦と7月の三国一般戦で優勝した香川素子、3月の戸田一般戦で優勝した竹井奈美(福岡)、5月の丸亀レディースVSルーキーズバトルで優勝した平高奈菜、6月の児島G3ウエスタンヤングで優勝した大山千広(福岡)だ。新ルールのもとで今年6件目の混合戦Vが生まれるだろうか。