ボートレースまるがめの「丸亀市観光協会杯」が25日に開幕。イン強めのまるがめ水面だが、1~5Rでまくりが3本飛び出すなど配当は荒れ模様。8Rから12Rでは1号艇をA級レーサーが固めたものの、イン受難の流れを変えるには至らず、初日の逃げは4本にとどまった。
そんな不穏な流れだったが初日メインの12Rドリーム戦は1号艇の西山貴浩(福岡=33)がイン逃げで快勝。前節の江戸川開設65周年記念でGⅠ・2勝目を挙げた〝お祭り男〟が本命党の期待にきっちり応えた。
しかし、レース後は「原豊土選手(静岡=40)にだいぶやられる。特に出足がヤバい」と表情はさえなかった。今節の相棒24号機は調整途上で、まだまだ上積みが必要な様子だ。
初日は連勝者は不在も地元の川原祐明(香川=26)、白水勝也(福岡=48)が2走2連対、松下哲也(兵庫=41)も1走白星と上々の発進。
そんな好調者達を気配面で上回るのは初日2、4着の西野翔太(広島=37)。「ズバ抜けて良い部分はないけど全部の足がいい。道中も前との差を詰められた」と納得の表情。2日目は7Rで2号艇、11Rで1号艇が回ってくる好枠デーだけに、さらなる得点アップが期待できそうだ。