は~い、西山でございます。皆さん、お元気ですかぁ! いつも西山貴浩を応援してくださる皆様、東スポ読者の皆様はすでにご存知かと思いますが、賞金上位18人だけが出場できるグランプリ(ボートレース平和島=15日開幕)に、とうとう出ることができます。
でも、今回はまずファンの方々や舟券を買ってくれた皆さんに謝らなければいけません。
ボートレース蒲郡のSGチャレンジカップ最終日に6着2本。あれはダメですね。ボク自身もショックでした。いつも何とか舟券に絡もう、そして6着だけは取らないようにと走っているのに…。特に前半の6Rは1号艇でしたから…。舟券を買ってくれていた皆様、本当に申し訳ありませんでした。
この最終日の2走はダメでしたが、今回のチャレンジカップは今までのSGと比べても、すごく楽しかったです。グランプリを狙えるような位置で出場したのは初めて。今まで以上に緊張感があったし、すごくしびれました。その中でもしぶとくレースができたと思います。5、6着でもおかしくないところで粘って4着に踏ん張ったり…。それで準優に乗って、最終的には賞金ランク17位で、グランプリにも出場できることになりました。
決まった直後はホッとしたという気持ちが大きかったですね。今はグランプリは決まったけど、実はまだ「グランプリに乗る」という実感がないんですよ。前検日に平和島に行ったら実感がわいてくるんでしょうね。
周りの人もすごく喜んでくれました。駅まで迎えに来てくれたヨメにも「良かったね」って言ってもらえたし、誰よりも一番、息子が喜んでいました。息子もグランプリを楽しみにしているでしょうし、いいところを見せてあげたいです。
篠崎仁志には「出場決まって良かったね。トライアル2ndで待っているから…」と、すごい上から目線で言われました。賞金ランク6位以上の選手はグランプリ初日、2日目のトライアル1stは免除。3日目からのトライアル2ndから出場できます。僕は1stからですが、仁志は賞金ランク4位の2ndからです。それにしても、あの上から目線の態度には頭きました。「絶対、トライアル2ndに行って仁志を倒してやる!」って心に決めました。ちなみに賞金ランク20位で出場を逃した池田浩二さんは「お前、グランプリ行くのか?」と言ってました。
ただ、せっかくグランプリ出場を決めたのに、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開会セレモニーがないんですよね。いつもなら同時開催のGPシリーズの出場選手紹介が終わった後に、さっそうとグランプリ出場の18人が登場する。GPシリーズに出場している時は、「クソ~」と思って18人の入場を見てました。グランプリに出られるようになったら、たくさんのお客さんの前で最高のパフォーマンスをやったろうと思っていたんですけど…。
でも、今年最後のビッグレース。いい形で締めくくりたいですね。自分の持っているものをすべてぶつけるつもりで頑張ります!
☆にしやま・たかひろ 1987年5月15日生まれ。福岡支部の97期生。2005年11月の若松でデビュー。今年9月の徳山ダイヤモンドカップでGⅠ初優勝。SG優勝は未経験。通算39V。今年の獲得賞金額は6714万5670円(賞金ランキング17位=チャレンジカップ終了時点)。座右の銘は「笑う門には福来る」。トーク力、開会セレモニーのパフォーマンスはボートレーサーの中でも随一。「ボート界のエンターテイナー」として、レースはもちろん、陸に上がってもファンを楽しませている。
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