ボートレース芦屋の〝サンライズレース〟「九スポ杯争奪オール九州選抜戦」は15日、予選2日目の熱戦を展開した。
男女混合メンバーで争われている今シリーズだが、艇界を代表するトップレーサー・瓜生正義(福岡=44)や若手のホープ・羽野直也(福岡=25)ら男子強豪レーサーを差し置いて、今大会の目玉となっているのが、今や女子トップスターとなった大山千広(福岡=24)だ。
その大山が2日目、2連勝の快走を披露した! まず、第2R4号艇で乗艇すると、4コースの〝カド〟からコンマ01! のトップスタートを切ってまくり圧勝 返す刀で登場した後半戦12R。ここは6艇オール女子による戦いだったことと、ボートレースで最も有利とされている1号艇だったこともあって、イン逃げ快勝を収めた。このスタートタイミングもコンマ08のトップタイミング。
今節はここまで4戦して、そのスタートタイミング(ST)は0・11、0・05、0・01、0・08とすべてトップスタート! 平均STは0・06台という驚異のキレ味だ。通常、STは15なら平均点。10を切って0台なら、かなり「早い」と言われるレベルだ。
また、昨報の繰り返しとなってしまうが、大山はこの直前に出走したBR多摩川のプレミアムGI「レディースチャンピオン」4日目にフライング(F)を切ったばかり…。一般的なレーサーなら、F後はスタートは控えめになり、タイミングも遅くなるものなのだが…。大山は控えるどころか一層、早くなっているから驚きだ。よほど、あのFが悔しかったのだろう。それが彼女の強さの源になっているに違いない。
予選3日目=16日は第1R1号艇と、第10R2号艇に出走。いずれも男子5選手を相手にしての戦いとなるが、ここも持ち前の強気な速攻戦での強行突破に期待したい。もちろん、くれぐれもFには気をつけてもらって…。
※ボートレーサーはフライング(F)を1本、犯すごとに〝ペナルティー〟として30日間の休みが課される(1期=6か月間。2本目は60日、3本目は90日休みとなり、期間内にF3となると合計180日の〝強制休み〟)。その休み中は当然、無給になるため、Fが多くなればなるほど減収となる。
東スポ
彼女のメンタルはどうなっているんだ!?(笑)
レディースチャンピオンでフライングしてしまったばっかりなのにこんだけ突っ込めるのは相当のメンタルの持ち主だな。勿論技術もあるんだろうけど。