準優勝戦5着で敗退・・・
純地元でのSGそして何よりも大事にしているファンに選ばれたオールスター!
プレッシャーが凄かったと思います。残念ながら準優勝戦で敗退しました。
劣勢のエンジンを整備を重ねましたが、上位との差はありました。
「もう二度と優勝乗れんでいいけん、ここだけは乗せてほしい……」
「スタートも全速で行けたし悔いなし! 準優戦では足が違っていた。自分のは前に押さなかった…」
「(優出に)乗りたかったけどこれでゆっくり寝られます。最後しっかり締めて帰ります」
「優勝戦に乗りたかったけど悔いはない。足が違いすぎた。やっとゆっくりと寝られます。来年も同じくらい票を集めたい。最後はしっかりと締めて帰る」
メディア情報
西山貴浩の若松オールスターが終わった。いや、明日も2走を残しているが、てっぺん獲りは終わった……。
レース前、「もう二度と優勝乗れんでいいけん、ここだけは乗せてほしい……」と呟いていた西山。もう二度と乗れんのはこっちとしては困るわけだが、それくらいの思いを込めて準優に向かったのである。しかし、その思いは実らなかった。息を荒く、呆然とした顔で戻ってきた西山。もしかしたら、これまでの敗戦のなかで最も重たいものだったかもしれない。
肩を落とす西山にまず寄り添ったのは篠崎仁志だ。仁志も西山の思いを骨の髄から知り尽くしている。そして今、どんな思いでいるかも。特に言葉を交わしたということもなかったけれども、そこで肩を並べたことが大切だったのかも。
ともかく、あれだけ劣勢のモーターでよく奮闘したぞ、西山貴浩。それはもう、本当に心の戦いだったと思う。今日はゆっくり眠れるか、それとも悔しさでさらに眠れないか。いずれにしても、今日という日を胸に刻んで、また明日いつものおどけた西山貴浩の姿を見せてもらいたい。というか、残り2走で意地を見せろ!
ファン投票2位の西山貴浩(34)=福岡=は準優11R、2コースから1M差してバック4艇併走に持ち込み、2M握って攻めたが、舟が流れて5着。オールスター初優出はならなかった。地元若松だけに、より気合が入った一戦だったが「S全速で行ったし悔いなし。足が違ってました」とサバサバした口調で振り返った。
「(優出に)乗りたかったけどこれでゆっくり寝られます。最後しっかり締めて帰ります」と最終日は5、10Rで存在感を示すつもりだ。
30日5日目の準優11Rでは今大会の主役の一角を担った西山貴浩(34=福岡)が無念の5着敗退を喫した。
レースを終えた西山は「スタートも全速で行けたし悔いなし! 準優戦では足が違っていた。自分のは前に押さなかった…」と潔く敗戦の弁を語った。悔しさもあるはずだったが、サービス精神旺盛な彼らしく、カメラの前で「甲子園の土集めポーズ」も披露。
ただ、ファン投票2位、純地元の大舞台だっただけに、プレッシャーは相当だったようで「(これで)やっと寝れるね。グランプリは楽しかったけど(今回はその)GPより嫌だった。若松のオールスターだし全然寝れなかった。でも、優勝戦に乗りたかったね。来年もまた票数を集めたい。最後(最終日)はしっかりと締めて帰ります」と充血した目で、声を振り絞った。