8/5~8/10にボートレース多摩川で開催
今年も女子ナンバーワンを決めるプレミアムG1戦のレディースチャンピオンがボートレース多摩川で8/5より開催されます。昨今大人気の女子戦ですので、物凄い盛り上がり、売り上げが期待されます。
平山智加選手の優勝で幕を閉じました。売り上げも過去一番でまだまだ女子戦の人気は続きそうです。
プレミアムG1レディースチャンピオンとは!?
女子レーサー限定の競走としてはクイーンズクライマックスと同様に最高峰に位置づけられ、当該年度における女子レーサーの頂点を決定する。優勝者にはボートレースクラシックへの優先出場権が与えられる。
レディースチャンピオンシップ(女子王座決定戦)(8月)
ヤングダービー(9月)
ボートレースバトルチャンピオントーナメント(11月下旬~12月下旬。2019年新設。)
クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)(12月下旬 - 大晦日)
第34回プレミアムG1レディースチャンピオンの賞金
優勝賞金の11,000,000円は有名だが、6着でも1,500,000円、ドリーム戦1着で320,000円と中々のビッグレースですね!!選手も名誉も勿論ですが、賞金が高い方が気合が入る事でしょう。
最近の女子の売り上げの貢献は物凄い物がありますので、もっと高くても良いと思います。
出場資格
・オールレディース競走の優勝者
・レディースオールスター競走の優勝者。
・選考期間内における勝率が上位の選手
・勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出
女子レーサーが対象となる。
選考期間は開催前年の6月1日から開催年の5月31日まで。
※級別、年数等を問わず出場できる。
選出除外
選考期間内の出走回数100回未満の選手。※優先出場選手は免除
選考期間内の事故率0.40以上の選手。
スタート事故による選出除外となる罰則期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合[2]。
負傷・病気・出産等により出場を辞退した選手。
褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手[3]。
※選出除外は女子王座とレディースオールスターは同じで対象期間が違う。
注目モーター・前検情報
注目モーター
推奨10基+穴1基
★★★26号機(50%)S バランス型で特に良いのが回り足と出口の返り◎
★★★67号機(43%)S 出足・行き足中心に上位級の仕上がりで楽しみ!
★★52号機(41%)A+ 出足~行き足の繋がりが良く本体素性バッチリ!
★★74号機(43%)A+ 初下ろしから出足・行き足と上位級。展Tに注目!
★★20号機(52%)A+ 悪い所が見当たらず出足強めで上位級のバランス型
★★64号機(60%)A+ 出足・行き足と上位級で推移。他に足負けはない
★36号機(38%)A 初下ろし時直線系だった足色に変化。調整幅広そう
★28号機(34%)A 出足・回り足と中堅上位でピット離れも良さそう
★49号機(41%)A 初下ろしから直線系統良好な競り負けない出足型
★14号機(42%)A 出足・回り足と強めでターンの掛かり具合も◎
☆70号機(31%)穴 行き足・直線系は中堅以上にみえる。展Tに注目!
抽選結果
推奨モーター&パートナー
★★★26号機(50%)S=守屋美穂
★★★67号機(43%)S=平山智加
★★52号機(41%)A+=小野生奈
★★74号機(43%)A+=倉持莉々
★★20号機(52%)A+=佐々木裕美
★★64号機(60%)A+=喜多須杏奈
★36号機(38%)A=渡邉優美
★28号機(34%)A=中谷朋子
★49号機(41%)A=田口節子
★14号機(42%)A=向井美鈴
☆70号機(31%)穴=細川裕子
東京中日スポーツの注目モーター
モーターは74、65に注目!
多摩川の夏はとにかく暑い。特に梅雨明けからお盆過ぎにかけて晴れている日はピットにこもるような熱気が停滞する。それに加え、気圧も低いものだから力のないモーターは回転が上がりづらく、苦戦を強いられる傾向にある。
風はこの時期よほど天候が崩れない限りターンにはあまり影響しないが、やっかいなのはスタート。スリット付近には不安定な風が舞っていることが多く、これがスタート勘に影響を与える。関東では比較的広いレース場でインは残りやすいが、前述したように力のないモーターは回転が上がらず、スローはスタートで遅れるシーンも。そうした場合、カド捲りや、その展開を突いた捲り差しが多摩川の荒れるパターンだ。
モーターは5月24日に使い始めてまだ日は浅いが、初下ろし節で竹井奈美が優勝した71号機と双璧の動きをしていた74号機がおすすめ。他に61、64、69も相当なパワーを見せる。65は使い始め数節は低調だったが、7月上旬の開催で福井支部の若手・佐藤悠がプロペラ調整して激変。ダークホースとして覚えておきたい。
モーター抽選結果
★ボート・モーター抽選!
先ほどボート・モーターの抽選が行われました。多摩川の現行モーターは、初下しから2か月ちょっとしか経っておらず、まだまだ未知数の部分があります。現在の2連率ベスト3はいずれもGⅠ初出場組の手に渡りました。トップの64号機(59.5%)を引き当てたのは徳島支部の喜多須杏奈選手。次いで45号機(52.5%)は福井支部の西橋奈未選手、34号機(52.1 %)は愛知支部の出口舞有子選手がゲット。今節は初出場組が大暴れする予感も?明日からのレースをお楽しみに!
前検総括コラム
多摩川PGIレディチャンの前検作業が終わりました! 足合わせ&スタート練習でバカに良く見えた選手がふたり。ランク付けとともに、よく見えた順に紹介します。
S級(抜群候補)
★★平山智加=67号機
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三島リスト(←モーター抽選欄)の「S」に恥じない好パワーだ。足合わせは五反田忍と内外2本マッチアップでともに圧倒。内でも外でも出口からスーーーッと音もなく突き放す感じ。スタート練習もスロー2コース&ダッシュ5コースともにスリット前後から力強く出て行った。同体から一気に突き抜けるまでの破壊力は感じないが、高いレベルでバランスが取れていて明日から上位着を並べるだろう。地力も込み込みで現時点の最有力V候補とお伝えしておく。
★★田口節子=49号機
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平山67同様、試運転の段階で惚れ込んだ。遠藤エミとの足合わせは内から小回り一発で2艇身近く突き放し。続く守屋美穂26号機との合わせは迫力満点! 内から守屋が鋭角ターンで抜け出すかに見えたが、これを外の田口49が被せるように肉薄してヨーイドン。出口からの追い比べはわずかに田口が煽っているように見えた。スタート練習でも起こし~行き足のツナギが軽快で、出足主体に全部の足が強そう。どんなに好モーターを引いても「いやいやぜんぜん」と泣くことが多い田口だが、さすがに今日は強気のコメントが出るはず!?
A級(上位候補)
★日高逸子=23号機
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乗り手にぴったりの出足型か。足合わせで外の西村美智子を出口前後から瞬時に1艇身ほど千切り捨て、その後はちょい強め程度。スタート練習でも1・2コースからのスロー2本の起こし~出足~行き足までのツナギが実にスムースかつ軽快だった(ダッシュの1本はコンマ42のドカ遅れ)。逸子さまの場合はここの部分があれば勝ち負けできるので、前検から合格と言い切っていいだろう。F2持ちなので微妙ではあるが、外枠では前付けがありそうな手前パワーだ。
★長嶋万記=24号機
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一言でいうと「不気味な迫力」。鎌倉涼との足合わせでは出口からスパーンと2艇身ほど突き放し、スタート練習はスロー3コースでもダッシュ4コースでもスリット付近でグイッと出て行った。24号機は三島リスト11傑の圏外だし2連対率27%だし、まったくのノーマークエンジンだったのだが、今節の「良く見えてしまったものは仕方がない」はコレっきゃないな。選手的には人気サイドになりがちも、外枠で盲点になるようなら狙ってみたい。
★守屋美穂=26号機
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三島リストの「S」としては平山67より目立たなかったが、前出・田口49との足合わせは今日イチの“名勝負”でAランクは間違いなし。ターンの瞬間は田口より鋭い掛かりを見せたので、今日の26号機はかなり手前寄りだったか。その分、スタート特訓のヨーイドンでは目立たなかったと言うか、平山67に目を奪われたと思う。元より出足の安定感を重視する乗り手でもあり、実戦では現状のままで何の不安もないパワーなのかも?
★深川真奈美=51号機
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こちらはストレート、行き足~伸びに「おっ」と唸らせる迫力を感じた。スタート練習の1本目ダッシュ6コースより、2本目の4コース150m起こしの方がスリット足が軽快に見えたのでセカンド足がトップ級か。乗り手はどちらかと言えば捌きタイプだが、最近はセンターまくりも多くなった気が。常に伸びなりの一撃を警戒しておきたい。
他では平田さやか・藤崎小百合(私の期待する65号機もランクインするほどの迫力ではなかったか)の伸び足、樋口由加里・塩崎桐加・佐々木裕美の行き足、向井美鈴・松本晶恵の出足系統が良さげに見えました。
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で、逆にやたらと苦し気だったのが、なんとなんとの大山千広!! 足合わせでは松本にグイグイ煽られ、スタート練習でも両サイド(2本目は守屋と松本)に挟まれてズルズル置かれる出足の弱さを露呈。このままではレディチャン連覇はありえない(断言)ので、早急な手術がありえるとお伝えしおきます。同じくドリーム班の1号艇・平高奈菜も気配一息でした。
前検タイムです。前検時計TOP10
①★細川裕子 6.65
★喜多須杏奈
③深川真奈美 6.66
④★平山智加 6.67
⑤出口舞有子 6.68
⑥★渡邉優美 6.69
西橋奈未
⑧★佐々木裕美 6.70
⑨新田芳美 6.71
海野ゆかり
(★印は三島リスト11傑)f:id:boatrace-g-report:20200804171053j:plain
おお、三島敬一郎の推奨パワーがズラズラと上位に並びました! トップのふたりは今日の私の視野から漏れていたのですが、三島の「穴」=細川70号機は不気味の一語ですな。
前検ワースト5
①若狭奈美子 6.90
②香川素子 6.86
③岸 恵子 6.85
向井美鈴
廣中智紗衣
宇野弥生正直、向井の出足以外はまったく私の眼中に収まらなかった。数字どおりにワースト級とは言いきれませんが、前検からそれなりに険しい立場にいるのかも
第34回レディースチャンピオン出場予定選手・ドリーム戦
ドリーム戦
2・平山智加(香川)
3・遠藤エミ(滋賀)
4・守屋美穂(岡山)
5・大山千広(福岡)
6・松本晶恵(群馬)補欠=香川素子(滋賀)
出場予定選手
注目選手
大山千広
まずは前回覇者の大山千広選手でしょう!!連覇を狙えるのは彼女一人です!!
平高奈菜
ドリーム戦1号艇が予定されておる平高奈菜選手、SGオールスターでも素晴らしいレースを見せました。準優勝戦に進出し、レースも見どころ抜群!!あわや優出かという見せ場を作りました。実力は間違いなくTOPなのですが、事故で怪我、骨折をしてしまい出場が微妙な状況です。間に合ったら是非、皆様に応援してもらいたいです。
佐々木裕美
最近好調の佐々木裕美選手も注目の一人です。超美人なのでビジュアルの方が注目されがちですが実力も上位です。
「仕事だからイヤでもやるのが当たり前…という方もいますが、私は違います」。こう話すのは佐々木裕美選手(山口)。そこには仕事へのプライドと家族への愛が隠されている。
「子どもに対し、仕事に行ってきますと胸を張って言える自分でありたいんです。仕事だから、お金のため仕方なく行くというのでは、家族にもファンの皆さんにも申し訳ない。ボートレースは私の憧れの世界。せっかくいい仕事を与えてもらったんですから、生きがいを感じていたいです」と語る。その魅力的な笑顔ゆえ見逃されがちだが、自分にも人にも真摯(しんし)で、すがすがしい。プロフェッショナルとしての誇りを内包しているからだろう。
レースは自在タイプに見える佐々木裕美選手。しかし、本人は「ほんとうは攻めたい…」という。「でも、行き過ぎはいけませんから冷静さも大切…」と適度にブレーキをかけているのが現実だ。
舟券的には…『まくって連絡み』『差して先頭ゴール』というスタイルが基本である。
またイン勝率は高く、この1年間の1コース1着率は76.8%に及んでおり十分信頼に足る。
勝負どころを見極めたい女流である。その美しい外見と異なり、素朴な精神を持つ佐々木裕美選手。女子ナンバーワンのタイトルを手にした満面の笑みを多摩川で見てみたい。
平山智加
産休から復活してリズムが良いのが平山智加選手になります。元々実力は女子選手随一ですので、彼女も優勝候補の一人です。最近はyoutubeもやっていてそちらも注目です。ドリーム戦2号艇予定になっています。
守屋美穂
人気実力共に高いのが守屋美穂選手です。SGのオールスターやオーシャンカップでも活躍しました。女性の中では実力はTOP級になります。
ボートレース多摩川
・水質は淡水で硬い
・機力と選手の「乗りやすさ」に注目
・どのコースからでも全速で攻めこむことが可能な水面の広さ
・スタートを決めて先手を取った選手が主導権を握る
・1アタマの回収率が高い
・2・4コースのまくり率が比較的高め
・5・6コースの2・3着率が高い
歴代優勝者
年 | 場 | 開催名 | 選手名 |
---|---|---|---|
1998年 | 三国 | 第11回女子王座決定戦競走 | 西村 めぐみ |
1999年 | 尼崎 | ’99JAL女子王座決定戦競走 | 横西 奏恵 |
2000年 | 丸亀 | 第13回JAL女子王座決定戦競走 | 柳澤 千春 |
2001年 | 多摩川 | 第14回女子王座決定戦競走 | 山川 美由紀 |
2002年 | 徳山 | G1第15回JAL女子王座決定戦競走 | 岩崎 芳美 |
2003年 | 芦屋 | G1第16回JAL女子王座決定戦競走 | 西村 めぐみ |
2004年 | 多摩川 | G1第17回JAL女子王座決定戦 | 海野 ゆかり |
2005年 | 大村 | G1第18回JAL女子王座決定戦競走 | 日高 逸子 |
2006年 | 浜名湖 | 第19回JAL女子王座決定戦 | 横西 奏恵 |
2007年 | 徳山 | G1第20回JAL女子王座決定戦競走 | 寺田 千恵 |
2008年 | 津 | G1 第21回JAL女子王座決定戦競走 | 横西 奏恵 |
2009年 | 尼崎 | G1第22回女子王座決定戦競走 | 新田 芳美 |
2010年 | 下関 | G1第23回女子王座決定戦 | 寺田 千恵 |
2011年 | 三国 | G1第24回女子王座決定戦 | 田口 節子 |
2012年 | 多摩川 | G1第25回女子王座決定戦 | 田口 節子 |
若松 | G1第26回女子王座決定戦競走 | 山川 美由紀 | |
2013年 | 鳴門 | G1 第27回女子王座決定戦競走 | 金田 幸子 |
2014年 | 三国 | 第28回レディースチャンピオン | 水口 由紀 |
2015年 | 丸亀 | 第29回レディースチャンピオン | 滝川 真由子 |
2016年 | 津 | 第30回レディースチャンピオン | 海野 ゆかり |
2017年 | 芦屋 | 第31回レディースチャンピオン | 小野 生奈 |
2018年 | 桐生 | 第32回レディースチャンピオン | 山川 美由紀 |
2019年 | 蒲郡 | 第33回レディースチャンピオン | 大山 千広 |
まとめ・追記