競艇場の売り上げ
・2位 蒲郡 919億6,085万2,700円
・3位 丸亀 890億9,061万0,500円
・4位 桐生 870億7,331万2,200円
・5位 若松 788億8,765万1,600
・6位 大村 728億3,760万1,800円
・7位 下関 708億7,148万9,000円
・8位 戸田 644億6,144万0,800円
・9位 芦屋 626億1,716万8,400円
・10位 平和島 618億6,813万7,200円
買い目の参考になる特徴
まずは一番大事な舟券予想に関係する特徴を解説していきます。
競艇場 | インの強さ | 水面 | 払戻金の額 |
---|---|---|---|
桐生 | 普通 | 難水面 | 安い |
戸田 | 弱い | 難水面 | 高い |
江戸川 | 弱い | 難水面 | 高い |
平和島 | 弱い | 難水面 | 高い |
多摩川 | 普通 | 静水面 | 普通 |
浜名湖 | 弱い | 静水面 | 普通 |
蒲郡 | 普通 | 静水面 | 普通 |
常滑 | 普通 | 静水面 | 高い |
津 | 強い | 難水面 | 安い |
三国 | 普通 | 難水面 | 普通 |
びわこ | 弱い | 難水面 | 普通 |
住之江 | 強い | 静水面 | 安い |
尼崎 | 普通 | 静水面 | 安い |
鳴門 | 弱い | 難水面 | 高い |
丸亀 | 普通 | 難水面 | 普通 |
児島 | 普通 | 難水面 | 普通 |
宮島 | 普通 | 難水面 | 高い |
徳山 | 強い | 静水面 | 普通 |
下関 | 強い | 静水面 | 普通 |
若松 | 強い | 静水面 | 安い |
芦屋 | 強い | 難水面 | 高い |
福岡 | 弱い | 難水面 | 普通 |
唐津 | 普通 | 静水面 | 安い |
大村 | 強い | 難水面 | 安い |
インの強さはどうか!?
予想をするときに一番初めに考える事がイン逃げが決まるか!?をまずは皆さん考えると思います。勿論選手の実力、モーターなど色々な要素がある事は勿論なのですが、結果だけをまとめて見ました。
順位 | 開催場 | 出走数 | 1着率 |
1位 | 大村競艇場 | 2269 | 68.2% |
2位 | 徳山競艇場 | 2399 | 64.5% |
3位 | 芦屋競艇場 | 2357 | 61.1% |
4位 | 津競艇場 | 2350 | 57.9% |
5位 | 下関競艇場 | 2236 | 57.6% |
6位 | 若松競艇場 | 2241 | 57.1% |
7位 | 住之江競艇 | 2254 | 56.9% |
8位 | 宮島競艇場 | 2380 | 56.8% |
9位 | 児島競艇場 | 2325 | 56.6% |
10位 | 尼崎競艇場 | 2202 | 55.7% |
11位 | 常滑競艇場 | 2418 | 55.5% |
12位 | 蒲郡競艇場 | 2308 | 54.4% |
13位 | 唐津競艇場 | 2357 | 53.5% |
14位 | 三国競艇場 | 2319 | 53.1% |
15位 | 丸亀競艇場 | 2361 | 52.2% |
16位 | 多摩川競艇場 | 2120 | 51.7% |
17位 | 桐生競艇場 | 2325 | 51.1% |
18位タイ | 福岡競艇場 | 2189 | 50.7% |
18位タイ | 浜名湖競艇場 | 2335 | 50.7% |
20位 | びわこ競艇場 | 2157 | 50.4% |
21位 | 鳴門競艇場 | 2105 | 50.2% |
22位 | 平和島競艇場 | 2227 | 44.6% |
23位 | 江戸川競艇場 | 2063 | 44.3% |
24位 | 戸田競艇場 | 2325 | 43.0% |
1位と最下位の差は25%もあります。これはもう実力だけではない、明らかにイン逃げしやすい、イン逃げしずらいが競艇場によって存在する事になります。上位と最下位の競艇場の特徴を解説していきます。
1位大村競艇場の特徴
2位徳山競艇場の特徴
3位芦屋競艇場の特徴
最下位の戸田競艇場の特徴
水面の難しさ
難水面と静水面に分類されます。
荒れる事が少なく穏やかな水面を静水面荒れる事が多い水面を難水面と呼びます
静水面の代表的な競艇場 多摩川競艇場
難水面の代表的な競艇場 江戸川競艇場
水面は気象条件に大きく左右されるものですのでその日のコンディションで見極めて下さい。
払い戻し金額の大小
2019年6月から2020年5月までの一年間の集計結果になります
三連単BEST5
2連単BEST5
【3連単】1位のびわこ競艇場の特徴
【2連単】1位の丸亀競艇場の特徴
開催時間・モーター
開催時間やモーターについて解説していきます。
競艇場 | 開催 | モーターの 交換時期 |
---|---|---|
桐生 | ナイター | 12月 |
戸田 | デイ | 7月 |
江戸川 | デイ | 4月 |
平和島 | デイ | 6月 |
多摩川 | デイ | 8月 |
浜名湖 | デイ | 4月 |
蒲郡 | ナイター | 5月 |
常滑 | デイ | 12月 |
津 | デイ | 9月 |
三国 | デイ | 4月 |
びわこ | デイ | 6月 |
住之江 | ナイター | 3月 |
尼崎 | デイ | 4月 |
鳴門 | モーニング | 4月 |
丸亀 | ナイター | 11月 |
児島 | デイ | 1月 |
宮島 | デイ | 9月 |
徳山 | モーニング | 4月 |
下関 | ナイター | 2月 |
若松 | ナイター | 12月 |
芦屋 | モーニング | 5月 |
福岡 | デイ | 6月 |
唐津 | モーニング | 8月 |
大村 | ナイター | 3月 |
開催の時間
基本は三種類になります。
・デイ
・ナイター
モーニングレースの競艇場と特徴
早朝の8時台から1レースが始まるモーニングレース。
【鳴門】【徳山】【芦屋】【唐津】
の4つの競艇場でのみ開催されています。
このモーニング、毎日狙うべき番組編成が存在します。
通常、デイレースだと10レース以降の終盤戦が狙い目。
優勝戦も12レースに行われますし、有名選手が選ばれやすいので予想にメリハリが付けやすいです。そして買い易くなる傾向にあります。
そして投票数も多いので、配当金も高くなりやすい傾向にあります。
しかしモーニングレースではまったくの逆なのです。
競艇で勝ちたい方は、モーニングの1レース〜5レースを選びましょう。
どうして前半のレースがオススメなのか、これには競艇場の売上的な理由があるんです。
一般的に、デイレースが始まるのが早くて10時30分〜。
デイレースが始まると、全国的に賭けられるレースが多数になります。
レースが増えるとその分売上が分散してしまうので、モーニングレースを開催する競艇場はこの10時30分までが1番の稼ぎ時なんです。
それらの理由で、デイレースと時間帯が被らないモーニングの1レース〜5レースは、比較的予想しやすい番組編成を用意して投票数を増やしています。
ナイターレースの競艇場と特徴
ナイターを開催している競艇場は、
【桐生】【蒲郡】【住之江】【丸亀】【下関】【若松】【大村】の7つ。
住之江競艇場を除き、すべて通年ナイターレースだけを開催しています。
ナイターレースではデイレースと時間帯が違うだけでなく、選手の体感が異なって有利不利がハッキリと別れるんです。
ナイターレースの前半戦はデイレースの後半戦と時間も被っていますし、特別警戒する必要はありません。
しかし問題なのが、ナイターレースの後半戦です。
日が落ちて照明を照らしてレースを行うので、カクテルライトの反射が選手たちの視界を奪います。
さらに気温が下がるためモーターの出力が落ち、昼間とはエンジンの動きが違うんです。
なかにはナイターの前半と後半でモーターの調整を大幅に変える選手もいるそうです。
ナイターで舟券を買うときは、時間帯を考えてレースを読む必要があります。
モーターの交換時期
モーターの交換時期は各競艇場によって違いますので注意が必要です。
予想の際に、モーターの勝率を気にする方は結構いると思います。実際エンジンが出ている出ていないは重要な要素になります。
モーターを交換してからすぐの何節間のパーセンテージは参考になりません。実力者が乗ればあまり良くないエンジンでも勝率が上がってしまいますし、その逆も起こっています。
ですので、モーターの交換時期から、何節間はモーター勝率はあまり参考にしない方が良いと思います。
水質・水面の特徴
一番難しい、自然環境による特徴を解説していきます。
競艇場 | 水質 | 干満差 | 風の強さ | 波の高さ |
---|---|---|---|---|
桐生 | 淡水 | なし | 普通 | 普通 |
戸田 | 淡水 | なし | 弱い | とても低い |
江戸川 | 汽水 | あり | 強い | とても高い |
平和島 | 海水 | あり | 強い | 高い |
多摩川 | 淡水 | なし | 普通 | 普通 |
浜名湖 | 汽水 | あり | 強い | 普通 |
蒲郡 | 汽水 | なし | 普通 | 低い |
常滑 | 海水 | なし | 強い | 低い |
津 | 汽水 | なし | 普通 | 普通 |
三国 | 淡水 | なし | 強い | 普通 |
びわこ | 淡水 | なし | 普通 | 普通 |
住之江 | 淡水 | なし | 弱い | 低い |
尼崎 | 淡水 | なし | 普通 | とても低い |
鳴門 | 海水 | あり | 普通 | 普通 |
丸亀 | 海水 | あり | 普通 | 普通 |
児島 | 海水 | あり | 普通 | 普通 |
宮島 | 海水 | あり | 普通 | 普通 |
徳山 | 海水 | あり | 普通 | 高い |
下関 | 海水 | あり | 普通 | 高い |
若松 | 海水 | あり | 強い | 高い |
芦屋 | 淡水 | なし | 強い | 高い |
福岡 | 汽水 | あり | 強い | 高い |
唐津 | 淡水 | なし | 強い | 高い |
大村 | 海水 | あり | 強い | 普通 |
水質の影響
海水
海水とはその名の通り、塩分を含んだ海の水です。基本的に海沿いに位置する競艇場の水質は海水になります。
海水の競艇場では海と同じで潮の満干があるので、有利になるコースやスタートに影響が出てきます。
また、海水は塩分を含んでいるため、淡水よりも柔らかく浮力がつくのが特徴です。そのため、体重が重い選手は海水での成績が良いと言われています。
汽水
汽水とは、海水と淡水が混ざり合った水質のことをいいます。河口付近や海に繋がっている湖沼付近に位置する競艇場の水質が汽水になります。
河口付近や海に繋がっている湖沼に位置しているので、風が強いだけでなく風向きも変わりやすいのが特徴です。そのため、他の水質と比べると、非常に乗りにくい水面と言われています。
汽水の競艇場の「江戸川競艇場」や「福岡競艇場」は難水面になる場合が多いです。それとは逆に、「浜名湖競艇場」は、走りやすい水面と言われています。
淡水
淡水とは、単純にきれいな水のことをいいます。塩分を含まないの水のことで、河川や湖に位置する競艇場の水質の多くは淡水になります。
淡水は海水と比べると純度が高いため、水質は硬めです。また、淡水の場合は海水のような潮の満干は無いので比較的に乗りやすい水面でもあります。
海水は浮力がつくのが特徴でしたが、淡水はそこまで浮力が無いため、体重差による影響が出やすくなるのが特徴です。そのため、体重の軽い女子選手には有利に働く傾向にあります。
また、淡水の水質は硬いため、海水に比べてモーターの差が出やすい水質でもあります。
調子の悪いモーターや弱いモーターだと勝負にならないということも多々あります。
干満差の影響
基本的に満潮時には、インコースが有利になり、干潮時にはアウトコースが勝ちやすくなる傾向があります。
このように潮の影響があるため、午前と午後とでレース結果が大きく異なる可能性も十分にあります。
潮の満ち引きの仕組み① 一日の変化
まずは、一日のうちに起こる潮の満ち引きの仕組みについて簡単に解説していきましょう。
一日の間で潮位が変化するのは、地球の自転によるものであり、こちらは一日に2回の周期で潮が満ち引きします。つまり一日のうちに2回、潮位が高くなる「満潮」と、潮位が低くなる「干潮」が訪れるということであり、特に満潮と干潮のときはレースに与える影響を考慮する必要が生じます。
潮の満ち引きの仕組み② 1か月の変化
次に、月の満ち欠けが潮位に与える影響について説明します。月の満ち欠けはおよそ29.5日ですから、およそ1か月のうちの変化パターンと捉えると良いでしょう。
新月と満月に近づいていくと満潮時と干潮時の潮位の差が大きい「大潮」となり、反対に上弦と下弦に近づいていくと潮位の差が小さい「小潮」となります。例えば、もし大潮の日であれば潮位が高くなることのレースへの影響がいつもより大きくなる可能性がある、と考えることができます。
発達した低気圧や台風も潮位に影響を与える
発達した低気圧や台風が近づくと、「吸い上げ効果」と「引き寄せ効果」というものが発生し、潮位が著しく高くなる「高潮」という状態となることがあります。高潮となると、低気圧や台風と相まって水面の状態はとても荒れるという特徴があります。
一日あるいは1か月の周期で変化する潮位とは違い、低気圧や台風による高潮はどのタイミングで発生するのか、あるいはいつまでそれが続くのかが比較的読みづらいです。もちろん、あまりにも水面状態が悪く選手にとっても危険な場合には、競艇のレースそのものが中止となるのですが、そうならない場合には低気圧や台風には十分に注意しておくべきでしょう。
潮の満ち引きが与える影響
まず潮位が低い干潮時は、水面が比較的安定するために、選手にとっては走りやすくなります。そのため例えばアウトコーススタートであっても思い切った勝負を仕掛けるような選手も出てきたりします。競艇においては「インコースが有利」という鉄則があるのですが、干潮時にはそれがやや弱まる、と捉えておくと良いです。
一方で潮位が高くなる満潮になると、水面は荒れるという傾向があります。水面が荒れるとボートのコントロールが難しくなるので、選手のレース運びは慎重になりやすいです。特に先述のとおり低気圧や台風などの荒天時には高潮の発生によりこの傾向がより強くなるために、ターンでのボートコントロールがより困難になります。すると、アウトコースの選手にとっては難しい状況になるといえるでしょう。
風の強さの影響
競艇において風はレースに大きく影響してくる。陸上競技を思い浮かべてもらえば分かりやすいが、追い風参考記録というものがあるな。
陸上競技の場合は追い風2m以上で、記録が参考記録として扱われるようになるのは知っている人も多いだろう。
理由は追い風によってスピードが上がることが考えられるからだ。
それだけ風の影響で、結果が変わってくるということだな。競艇も例外ではない。風によって大きくレース結果が変わってくる。
では、具体的にどんな影響があるのかを見ていくことにしよう。
スタート時の勢いが大きく変わる
競艇で勝敗を大きく左右するのは、スタートであることは多くの人に知られている。
スタートタイミングがズレるだけで順位も変わってくるので、まさに勝負どころであるのは間違いない。
風には、このスタートタイミングをズラす力があるので、忘れずに頭に入れておきたいポイントだ。
競艇のスタートにはフライングスタートというものが採用されており、0~1秒の間にスタートラインを切らなけらばならない。
これは多くの選手が風の影響がほとんどない状態で、感覚を覚えている。そのため、風によってスピードが狂うと感覚が狂うというわけだ。
追い風であれば、いつもよりも加速するためフライングを警戒する選手が多くなる。逆に向かい風であれば、いつもより加速がしにくくなるため理想のスピードでスタートを切ることができなくなるぞ。
競艇選手にとってスタートは一番重要だと言っても過言ではない。それだけ重要なスタートが思うように切れないと、展開も変わってくるのが競艇だ。
考えられる風は追い風・向かい風・横風の3つ
「追い風」
追い風がある場合は当然ながら、スピードが通常よりも速くなりがちだ。スタートタイミングは0.1秒で切る選手が多いので、スピードが上がるとフライングになる可能性が高くなる。
フライングになると、失格になるほかに回数によってペナルティを受けることになるので選手は慎重になる。
スタートが上手い選手でも、いつも通りのスタートができずに崩れることがあるので注意が必要だ。
「向かい風」
向かい風場合は追い風とは逆にスピードが出しにくくなる。ただ、スタートタイミングがいつもより遅くなっても、1秒までは余裕があるのでフライングにはなりにくい。
とはいえ通常のスタートが切りにくいため、スタートは乱れることが少なくないぞ。
「横風」
追い風、向かい風に目を奪われがちだが、横風というのも存在する。横風は基本的にターンの際に影響があるとされているが、追い風と向かい風に比べて影響は少ない。
強風でボートがが傾くような場合を除き、そこまで深く考える必要はないだろう。
しかし、5m以上の風が吹けばボートが傾くなど影響が出てくるので、どのくらいの風速なのかはしっかりと確認しておきたいところだ。
右側からの風は差しが比較的決まりやすく、左側からの風はまくりが決まりやすくなるということは覚えておこう。
風速5mにもなるとデータが通用しない
風速によっては普段安定している選手もそうでなくなるのが怖いところだ。
堅い予想が通用しなくなると落胆するかもしれないが、逆にこれはチャンスではないだろうか。普段勝っている選手が勝てなくなる可能性があるということは、人気のない選手にとっては大チャンス。
無風の中レースをしたらほとんど勝てないような選手でも、勝てる可能性が出てくるというわけだな。
そう考えると万舟も狙いやすいということになる。強風だからレースに参加しないという人を見る度に、私は「もったいないなー」と思う。
ちなみに最近も強風でのレーストラブルがあった。2020年2月22日の平和島ボートの4日目の3レース目になんと5艇がフライングをしたというものだ。
6艇の内5艇がフライングということで、風の驚異が分かるレースになっただろう。ちなみにこのレースの風速は追い風10mというとんでもない強風。
1艇だけではレースは成立しないので、全ての賭式が払い戻しになっている。5艇がフライングというのは滅多にないが、こういうことは「風」の影響であり得るというわけだな。
強風の際に着ける安定板の役割や影響は?
強風でボートが転覆する可能性がある場合は安定板というものを装着することができる。安定板を着けることに転覆を防ぐ効果があるります。
しかし、転覆する可能性が低くなる代わりに抵抗が大きくなるため、スピードは出にくくなるようです。
その影響もあり、インコース有利で逃げが決まりやすいのがレースの特徴だ。頭の隅に置いておいてもらえるといざという時に思い出せるだろう。
とは言っても悪天候が前提なので、レースは基本的に荒れやすい。予想する際に盲信しすぎることがないように注意しよう。
波の高さの影響
競艇(ボートレース)は当たり前ですが水上で行われる競技なので、風の強さによって水面に波が立ちます。ちなみに競艇場は海水・川の水・工業用水・湖の水などの水を利用していて、波と聞くと海水のイメージがありますが、全ての競艇場で波は起きます。
でも、波と言っても競艇場の波は潮の満ち干きではなく風によって起きる波なので、風が強くなれば波も高くなるし、風が無ければ水面も穏やかになります。
当然、波が立っていない方がボートは走らせやすいです。自動車でも凸凹の道を走るより平坦な道を走るほうが走りやすいのと全く同じ理屈です。
ちなみに他艇が航走する事によって起きる波は引き波と呼ばれていて、飛行機雲みたいにある程度の時間(しかもごく短時間)が立てば消える波ですが、これは競走において非常に影響がある波なんです。
引き波のもっとも怖いところは引き波にボートが乗り上げる事によって、ボートの水掻きであるスクリュー(ペラ)が空転してしまう事です。
ご存知の通り競艇用のモーターボートにはブレーキがありませんが、水の抵抗は空気の抵抗の800倍もあり、引き波でキャビテーションを起こすとレース中にブレーキをかけているのと同じような状態になります。
なので注意深くレースを見ていると、キャビったボートに乗っている選手が急減速によって上半身がグンと前のめりになってしまう光景に出くわします。
競輪や陸上のモータースポーツでは他車の後ろに隠れて空気抵抗を減らすのが常套手段ですが、競艇の場合は他艇の後ろにピタリと隠れるのは大きなロスになります。
さて、話を元に戻しますが、競艇場で風が強くなると波が高くなります。波が高くなると舟券予想のさいにどのような事に気をつければ良いのか?そこが知りたいですよね。
風が強くなると同じ速度を出すにも大きな出力が必要になりますが、競艇の場合はボートは平べったいし、選手もボートの中に身を隠すように乗るし、スロットルを握ればスピードは出ますから競輪とは違って風の影響は競艇では微々たるものです。
問題はその風によって起きる「波」の方なんですよね。
とは言え、殆どの競艇場でほとんどの開催日は大して風も吹かないので、大して波も立ちません。しかし、それゆえに波に慣れている選手と慣れていない選手に分かれるわけです。
例えばボートが水面をバッタンバッタンと跳ねながら走る日本屈指の荒れ水面・江戸川競艇なんかでは石渡鉄平選手は「江戸川鉄平」の異名で呼ばれるほど波を得意にしています。
事実、石渡選手は波高5cm未満での1着率は28%ですが、波高5cm以上のレースだと1着率は42%にまで跳ね上がります。
まとめ
はっきりと言ってしまいますと、予想の正解は当たったら正解なのです。データーや傾向をいくら参考にしてもあたらない時は全く当たりませんし、直感を信じて買ってみたら当たる事も多いにあります。
どうしてこのようなデーターや傾向をまとめるのかというと、予想を楽しむための要素になりえるからです。
どのような情報を信じるは皆さん次第なのですが、少しでも予想を楽しむ手助けになればと全国24競艇場の特徴をまとめて見ましたので参考にして下さい。