いざ勝負駆け!
蒲郡でのG2第7回レディースチャレンジカップ(11月24日〜29日開催)が24日に開幕を迎える。出場メンバーは10月31日時点での今年の女子賞金ランキング上位20人(F休み中やあっせん辞退中の選手を除く)。SG第23回チャレンジカップとの併催になるため、6日間各日4レース(※5日目のみ5レース)ずつの計25レースで頂点を争う。
初日のメーンカードは11Rのドリーム戦。選出順位上位6人が激突する注目カードだ。
【蒲郡初日 11R ドリーム戦】
1号艇 平山 智加(香川) 今年1コース1着率79%
2号艇 守屋 美穂(岡山) 今年2コース1着率23%
3号艇 小野 生奈(福岡) 今年3コース1着率21%
4号艇 平高 奈菜(香川) 今年4コース1着率27%
5号艇 細川 裕子(愛知) 今年5コース1着率11%
6号艇 松本 晶恵(群馬) 今年6コース1着率4%1号艇に座るのは女子賞金ランキング1位の平山智加【写真】。今年インは56戦44勝で1着率79%という高い数字だ。イン最近10走も1・1・1・1・2・1・1・1・1・1着と抜群の強さを見せており、圧倒的な人気を背負うことは間違いないだろう。
ただこんなデータもある。レディースチャレンジカップ過去6大会のドリーム戦結果を見ると…。
【レディースチャレンジカップ ドリーム戦結果】
2014年 水口 由紀 1コース抜き 3連単1-4-3
2015年 寺田 千恵 2コースまくり 3連単2-5-3
2016年 遠藤 エミ 1コース抜き 3連単1-4-6
2017年 遠藤 エミ 2コース差し 3連単2-1-3
2018年 小野 生奈 1コース逃げ 3連単1-3-2
2019年 守屋 美穂 1コース抜き 3連単1-4-5インは6戦4勝で1着率67%。ただ4勝のうち3勝は道中逆転による"抜き"での1着となっており、イン逃げ決着は意外にも1回だけしかない。女子賞金ランキング上位の選手が集まる一戦だけあって、そう簡単には逃げさせてもらえない難しいレースになる。
そしてドリーム戦1着の顔ぶれを見るとあることに気づく。2015年の寺田千恵、2016年・2017年の遠藤エミは、ドリーム戦勝利でポイントを稼いで予選1位通過を果たし、優勝戦1号艇でイン逃げを決めて優勝している。過去6大会のうち半分の3大会はドリーム戦覇者が優勝者となっているわけだ。
また2018年の小野生奈は優勝こそ逃したが予選4位通過で優出2着、2019年の守屋美穂は予選2位通過で優出3着だった。最近5大会連続でドリーム戦1着の選手が優出3着以内に入っている。今年もドリーム戦がV争いの行方を占う試金石となるのか。
<蒲郡ボート:レディースチャレンジカップ>◇G2◇前検日◇23日
長嶋万記(39=静岡)が大舞台へのラストチャンスに臨む。
エンジンに関しては「試運転、特訓ともに伸びは良かったです」と満足感を漂わせた。
現在の女子賞金ランクは17位。地元浜名湖でのプレミアムG1クイーンズクライマックス出場へは優勝が条件となる。
「最後まで諦めないで、いつもの通りベストを尽くします」と、モチベーションを高めた。
GⅡレディースチャレカは、やっぱりこの選手が抜けて良く見えました!
遠藤エミ=58号機
三島リストの「穴」モーターが低調機ばかりのコッチ側に回ってしまった。どんなもんか、と見ていたらば、やっぱケタチの雰囲気! スタート練習1本目、2コースからイン樋口由加里と同じような起こしで、スリット前後からスーーッと突き抜けて行く感じ。樋口76号機も女子組では上位の気配だったので、ちょっとこの58号機はモノが違うはず。暫定11位に甘んじているエミが、ゴキゲンな相棒とともに反撃を狼煙を上げるとお伝えしておきます!
他では平高奈菜(直前3連勝中の不気味な53号機!)の出足~行き足、大瀧明日香のスリット足、遠藤にやられたとは言え非凡な伸び足を感じた樋口あたりを推奨しておきます!
女子の前検時計TOP5
①田口節子 6.68
②長嶋万記 6.69
③樋口由加里 6.71
遠藤エミ
⑤守屋美穂 6.73
田口がトップですか。特訓ではあんまり目立たなかったのでやや意外ではありますが、明日のスタート展示でも注意が必要ですね。で、コッチのトップ足に指名した遠藤58号機は樋口と同タイムですが、出足~行き足のツナギの部分は遠藤が圧倒していると思います!