多摩川オールレディース(10月30日〜11月4日開催)は2日目が終了。12RはWドリームの後半戦として行われ、細川裕子(愛知)が4コースからまくり差して快勝。インの寺田千恵(岡山)が2着に敗れて3連単7250円の中穴決着となった。
さて、きょう10月31日で2021年前期級別審査期間(2020年5月〜10月)が終了。来年の上半期に各選手が背負う級別が確定した。
そして明日11月1日から新たに2021年後期級別審査期間(2020年11月〜2021年4月)がスタート。勝率も事故率も出走回数もFもすべてリセットされ、全選手がゼロの状態から新たな戦いに足を踏み出す。
心機一転で迎える新期。多摩川でいえばその象徴的なカードが明日11月1日の10Rだ。
【多摩川 11月1日 10R 予選特賞】
・1号艇 宇野 弥生(愛知) 前期F1
・2号艇 大橋 栄里佳(福岡)
・3号艇 末武 里奈子(山口) 前期F2
・4号艇 堀之内紀代子(岡山)
・5号艇 西村 美智子(香川) 前期F1
・6号艇 清水 沙樹(東京) 前期F2このカードが10月31日なら2人のF2を含む"F持ち4人"という番組だが、11月1日なら出走表のF欄は真っ白。一日違うだけでレース展開の読みもまったく違ったものになってくる。
清水沙樹【写真】はようやくF2から解放される時がきた。5月2日の若松戦と5月28日の多摩川戦で立て続けにフライングを切り、そこから約5カ月間の長きにわたってF2の重荷を背負い続けてきた前期。苦しい戦いを強いられて勝率は5.19と低迷し、A1級からB1級への降格が決まった。新期は新たな気持ちで巻き返しを図りたいところ。今節ここまで1・3・1着で予選トップに立っているだけに、新期初戦で優勝を飾って幸先良いスタートを切りたい。
末武里奈子も6月の下関戦と9月の蒲郡戦でフライングを切ってF2となっていたが、明日からリセットされてF0で再スタート。ただ60日間のF休み(11月5日〜1月3日)をまだ消化していないだけに、今節は少し辛抱が必要か。
宇野弥生は勝率5.53と苦しんでA1級からA2級への降格が決定。堀之内紀代子も勝率6.15で惜しくも勝負駆けに失敗してA1級からA2級への降格が決まった。ともに前期は期初めにつまずいたのが響いて勝率を伸ばせなかっただけに、今期はA1級返り咲きを狙うためにもスタートダッシュが重要となってきそうだ。
明日11月1日から新たに2021年後期級別審査期間(2020年11月〜2021年4月)がスタート。勝率も事故率も出走回数もFもすべてリセットされ、全選手がゼロの状態から新たな戦いに足を踏み出す
選手の皆さん、事故やフライングに注意で頑張ってください!!