ボートレース徳山(山口県)の「G1ダイヤモンドカップ」は最終日の28日、最終12Rで優勝戦が行われ、西山貴浩(福岡33歳)【写真上】がインからコンマ02のトップスタートを決めて逃げ快勝。
11回目のG1戦優出で悲願の初タイトルを手にした。2着には3コースから握った仲良しの池田浩二が入り、ゴール後のバックストレッチでは西山と2人、手を振り合うシーン【写真下】もあった。抜群の展示気配でレース前から西山にプレッシャーをかけていた地元の白井英治は2コースからの差しが不発で3着と敗れている。
ボート界トップのお笑いキャラがついに悲願のタイトルを手に入れた。子どもの頃からしゃべり出すと止まらない性格で周囲を明るくする人気者。ボートレーサーになり、開会式などでファンを楽しませるパフォーマンスで人気を博したが、それを快く思わない先輩選手たちから「ふざけたことはするな!真面目にやれ」と怒られたことは実は1度や2度では済まない。
しかし、師匠の川上剛や原田富士男らがその都度、苦言を呈す先輩選手たちに頭を下げ、西山を守ってくれた。西山は自分を理解してくれている先輩たちに恵まれ、感謝の心も忘れない一方、レースでも結果を出そうと努力を続けてきた。
仕事に関しては超ストイック。1年365日、毎日が減量の日々。レースがない時はペラ小屋に顔を出し、ペラの研究に明け暮れた。仲谷颯仁や羽野直也ら後輩がブレイクすると、一緒に練習をしてスピード負けしないようにターンを磨いた。デビューして15年、少し時間はかかったが、その努力がついに報われたのだ。
この優勝で賞金900万円を加算し、今年の獲得賞金は5831万円となり、賞金ランキングは一気に13位まで浮上。「これまで知らんぷりしていたグランプリが近づいてきましたね。選手になった時から憧れていた舞台。なんとか出場したいです」と、夢にまで見た最高峰のレース出場も現実味を帯びてきた。
こうなると次なるターゲットはSG戦。10月のダービー開催地・大村はこれまで4回の優勝を飾り、前回7月には自身初となる11連勝の完全優勝も達成している大の得意水面だ。誰からも愛される西山が上のステージでもっと活躍すれば、ボート界もさらに盛り上がるのは間違いない。
yahoo
【面白かった・感動した・嬉しかった・元気が出た】様々な感情にしてくれる西山貴浩はやはり、最高のエンターテイナーだった。
様々苦言を呈していた、先輩方も今は大いに認めている事でしょう。プロスポーツはファンが盛り上がってなんぼの世界。
おめでとう西山貴浩!!そして年末へ向けて、頑張れ西山貴浩!!
youtubuのボートレース関連の動画は西山貴浩の名前を見出しに出すと再生回数が桁違いで多くなるらしい。
この動画を見れば、どれだけ西山貴浩選手がボートレースを盛り上げているかがわかります。
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