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      第67回『SGボートレースダービー』【ボートレース大村】おめでとう『深谷知博』

      威風堂々、伝統の舞台へ。

      2020/10/20~10/25にボートレース大村で第67回ボートレースダービーが開催されます。

      情報をどんどんアップしていきますので、皆様予想などの参考にして下さい。

      優勝戦

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      9R発売中、10R発売中あたり、すなわちレースが刻々と近づいていたころ、深谷知博の姿はさまざまな場所で見られた。たとえば、整備室の機歴簿の前。たとえば、プロペラ調整室の出入口前。このタイミングで今さら機歴簿を見る必要があるのだろうかと訝しかったし、ペラ室に入るわけでもなくたたずんでいるのも不思議だった。控室へと向かう自動ドアから消えていったかと思うと、ほんの数十秒後に整備室のほうからあらわれてみたり。その前には係留所で回転調整などを行なってもいたが、その後はどこか手持無沙汰であるように見えたのだった。

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      先入観がこちらにあるからだろうか。落ち着きがないのではないか、と僕には思えた。ただし、それがレースに影響するかどうかということは考えなかった。SG初優出が1号艇。いつも通りの精神状態でいられることのほうがおかしいし、それができていたとするなら逆に緊張感が足りなさすぎるのではないかと思えただろう。それでも、これが初のSG戴冠に最も近い位置にいる者の象徴的な姿だろうとは感じた。あとは、それを水面に引きずらないことが肝要だと。

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      レースは落ち着いた逃げ切りだったと言っていいだろう。コンマ06のトップスタートから、外の攻めを寄せ付けない先マイからの押し切り。文句なしだ。だからだろう、ピットで見守っていた仲間たちは実に落ち着いたもので、静かに先頭を走る深谷を見つめていた。対戦相手にも見守っていた者たちにも有無を言わせない完勝!

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      ピットに戻ってくると、出迎えたのはもちろん徳増秀樹と菊地孝平。笑顔でハイタッチを交わし、徳増には肩を抱かれてもいた。そうか、今年のグランプリはこの3人で臨むのだ! 若き後輩が、この輪に入ったことを先輩たちはどう捉えただろう。僕の目には、3人もテンションを爆上げするような雰囲気はなく、クールにこの勝利を喜び合っているように映った。

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      優勝会見でも実に落ち着いた受け答え。深谷いわく「(冷静でいることが)最もベストを尽くせることだと考えている」。それについてはもちろん同意するが、しかし簡単なことではなく、特にSG優勝戦1号艇でそれを貫くのは絶対に容易ではない。事実、僕には落ち着きをやや欠いたレース前、と見えたのだ……。それでも、レースではその信条のようなものをしっかりと実践し、初のタイトルを手にした。そのことはきっと、深谷のその信念をさらに図太いものにするだろう。

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      平和島グランプリでも、そんな姿を見せてくれるだろうか。あの舞台は、とてつもなく“特別な舞台”。以前は「初出場では優勝できない」というジンクスが厳然と立ちはだかっていたのだ。今はそれは古い物言いとなっているが、あらゆるレースのなかで最も冷静でいるのが難しいレースであるのは間違いない。そこで深谷がどんな戦いを、あるいは戦いぶりを発揮するか、おおいに楽しみである。ともかく、深谷知博よ、おめでとう!

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      1周バックでは静かだった選手仲間たちがにわかに賑わいはじめたのは2マーク。2番手争いが熾烈になっていたのだ。バックでは上平真二、枝尾賢が並走していたが、毒島誠が切り返し気味に先マイし、その間隙を縫って佐藤翼も差し上がり、上平も枝尾も差し返しに出た。2マーク出口では4艇並走に見えたのだから、選手たちは大盛り上がりだ。特に最内優位に見えた枝尾界隈(ニッシーニャとか)は声をあげていて、2周1マークで先行する毒島に切り返しを浴びせたときには「ヨイショッ!」という掛け声が轟いた。
      しかしそれは実らず。2マークの混戦は外並走だった枝尾には厳しい隊形。瓜生正義も「あれは難しいよね」と慰めていたし、枝尾自身「あそこはどうすればよかったんですかね……」と悔やんだ。そんななか、果敢に2番手を狙いにいったことにナイスファイトと声をかけたい。

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      ようするに、2マークの毒島が見事だったのだ。2周目ホーム中盤あたりでは完全に前に出ていた。結果、①-②の順当ラインが出来上がることに。1マークは失敗気味のターンだっただけに、毒島は最低限の着獲りを果たしたと言える。とか言いつつ、優勝戦では選手はそこにあまり意味を見出せないのも事実。レース後の毒島はとにかく悔しそうで、モーター洗浄の際にこちらに気づくと、眉間にシワを思い切り寄せながら目を細めてきて、マスク越しで声は届いてこなかったが、「チクショー」という心の声ははっきりと伝わってきたのだった。

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      バックでは優位に見えていた上平真二はいつも通り淡々としたレース後。エンジン吊りやモーター返納を助けてくれた前本泰和先輩に深々と腰を折っていたのが目立つ程度で、ようするに上平らしいレース後であった。内心は複雑な思いが渦巻いているはずだが。YouTubeの更新、楽しみですね。

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      また、6着大敗の金子龍介も、淡々というか、サバサバとしているように見えた。もちろん悔しい思いはあったとは思うけれども、それをあまり表にあらわすことなく、テキパキと作業を終えて控室に消えている。

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      最後は3番手を獲り切った佐藤翼。そのことに対する歓喜やら安堵やら充実感やら、あるいは笑顔やらはいっさい見当たらなかった。6コースだから3着で良し、とはならないよね。しかし今節をおおいに盛り上げてくれた一人であることは間違いなく、敢闘賞を与えられる活躍だったと思う。このままいけばグランプリシリーズ出場の目は十分にありそう。SG常連となって、さらに大きく羽ばたいてもらいたいと願う。

       

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      最後は水神祭!

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      SG初優勝、本当におめでとう!

      ボートレース大村で行われていたSG「第67回ダービー」は25日最終日、第12Rで優勝戦が争われ、深谷知博(静岡=32)が逃げ切り独走。SG初優出にして初Vの快挙を達成すると同時に、賞金ランクも8983万円余の5位にジャンプアップ! 年末の大一番「グランプリ」出場を決めた。

      最も歴史と権威を持つSG=「ダービー」。今年はボートレース発祥の地・大村でボート界屈指の実力者が極上のバトルを展開した――。

      ただし、予選道中は〝イン最強の大村〟とは言い難く、1号艇勢が苦戦するシーンが続出した。さらに、初日の石野貴之(大阪=38)をはじめ、江夏満(福岡=40)、今垣光太郎(福井=51)、福来剛(東京=39)が次々とFを犯すなど、事故の多さも目立つ波乱のシリーズだった。

      そんな状況下で迎えた頂上決戦は、進入争いにも動きはなく、枠なりの3対3スタイル。〝静かに、静かに〟レースは始まった。

      イン深谷はコンマ06のトップスタートを決めると1Mを先取り。差した毒島誠(群馬=36)、まくり差しを狙った金子龍介(兵庫=47)が競り合い流れる展開にツキもあったものの、深谷自身も「ハンドルを切ったら、しっかり(とサイドが)かかってくれたので大丈夫と思った。優勝戦は思っていたことがハマってくれたし、一番不安なくいけた」と会心のターン。バックストレッチで早々と独走状態に持ち込むと、2M以降も危なげなく周回を重ねて栄光のゴールを力強く駆け抜けた。

      SG初優出初Vの栄冠に「うれしかったし、ホッとしました。最終日はいつもと変わらず。特別意識することなくいけたし、今節は流れ一本で優勝できたと思っています」と笑顔がはじけた。

      優勝賞金3900万円を上積みして、2020年の獲得賞金ランクでは5位までジャンプアップ! 年末の平和島SG「グランプリ」出場権も確実なものにした。

      「グランプリを走ることを目標に、今年一年を頑張ってきた。たまたまこういう成績が取れたのは自分でもびっくりだけど、ひとつクリアできたかなとは思っている。でも、まだ(年末まで)残りのレースがあるので、気を引き締めていきたい」と、さらなる活躍を誓った。

      深谷は1988年4月1日生まれ。静岡支部の103期生。11年11月の芦屋一般戦で初V。14年の浜名湖61周年記念でGⅠ初Vを果たし、GⅠは通算2V。今回のダービーでSG初優勝。甘いマスクが人気のイケメンレーサー。16年に人気女子レーサーの鎌倉涼(大阪=31)と結婚。美男美女カップルとして話題を呼んだ。

      ボートレース大村(長崎県)の「SG第67回ボートレースダービー」は25日、最終12Rで優勝戦が行われ、これがSG戦初優出だった深谷知博(静岡支部)【写真上・水上パレード】がイン速攻で圧勝。SG戦初優勝を成し遂げ、優勝賞金3900万円を獲得した。2着には1周2マークで好旋回の毒島誠が浮上。3着には道中戦を競り勝った佐藤翼が食い込んだ。舟券の方は2連単、3連単とも人気サイドでの決着となった。

      「流れ一本」。深谷はこの優勝をこう表現した。確かに流れは良かった。ターニングポイントになったのは3日目の11R。今垣光太郎、江夏満の2人がFに散る中、深谷はコンマ03のタイミングで生き残り、このレースを1着。すると予選最終日の4日目はイン速攻と3コースからのまくり差しで鮮やかな連勝ゴール。大混戦だった戦国ダービーで予選トップに躍り出て、準優、優勝戦とイン速攻を決め、ついに頂点に立った。

      2着に敗れた毒島誠も「深谷君のターンが素晴らしかった。完敗です」と脱帽する会心のレース。この優勝で深谷の獲得賞金は約8983万円となり、ランキングは5位へと浮上。年末の平和島グランプリ出場は当確となった。

      「この1年、グランプリ出場を目標に頑張ってきましたが、こういう結果になって自分でもびっくり。目標をひとつクリアできました」と報道陣向けのインタビューでは笑顔も飛び出した。静岡支部は服部幸男以降も、笠原亮、坪井康晴、菊地孝平、佐々木康幸、重野哲之、そして今年6月の宮島グラチャンで優勝した徳増秀樹と、6人のSG戦覇者が誕生し、深谷で7人目。層の厚さをまざまざと見せつけている。

      妻の鎌倉涼も現役女子レーサー。今年の5月17日には深谷が桐生、妻の鎌倉は尼崎で史上初となる夫婦同日優勝を達成(しかも勝ちタイム、コース、スタートタイミングまで夫婦同じという奇跡のような記録)。長い産休があった分、鎌倉はまだタイトルを手にしていないが、産休前にはSG戦に4回、クイーンズクライマックスにも出場している強豪。いずれ史上3組目となる2人そろってのSG戦出場も期待されているボート界のおしどり夫婦でもある。

      準優勝戦日

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      金子龍介がコンマ01の踏み込みで快勝!「全速で行きたかった。だから、申し訳ないんですけど、全速で行きました」と決意の超絶スタートだ。お見事! SG初優出!
      出迎えた近畿勢のテンションが上がっていた。王者が、石野貴之が、もちろん吉川元浩ら兵庫勢も、とびきりの笑顔で出迎えたのだ。松井繁は「リュー!」と声をかけて称える。リューって呼ばれてるのね。石野は、1号艇のプレートをそのままつけっぱなしにしようとしていた。明日も1号艇になりますように! 結果的には外して正解だったが(笑)、このまま初優勝まで突っ走ることを誰もが願っているということだろう。

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      会見では、神妙になる場面もあった。3月のクラシックで吉川が優勝し、今年は兵庫勢にとって特別な1年では、という質問が投げかけられたときだ。まだ記憶に鮮明な、2月の松本勝也さんの事故。同じグループだった金子にとって、松本さんのことを忘れた日はなかっただろう。マスターズ優勝戦のピットに、松本さんのSGジャンパーがかけられていたのを思い出す。もちろん明日はまず己の優勝のために全力を尽くす。その結果、松本さんにいい報告ができれば最高だ。

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      2着は佐藤翼。いやー、あの追い上げには痺れた。3周1マークで切り返し気味に先マイして逆転した場面も震えた。こちらもSG初優出! 2度目のSGでファイナルに駒を進めたのだから立派なものだ。桐生先輩はこの9Rで戦った相手だから、出迎えたのは他の関東勢だったが、なにしろ若手選手たちが沸いていた。レース中も、特に佐藤が逆転した瞬間は声をあげ、拍手も起こっていたのだ。祝福の声に、佐藤は笑顔で、またときに頭を下げながら応えていた。

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      佐藤といえば、つい先だって発表された土屋南との結婚が大きなトピックである。艇界のアイドルを伴侶に得て、まあ、いろんな声が耳に届いたことだろう。佐藤自身、「周りの目が気になる」と会見で語っている。だが、それに続けて「納得させるには、結果を出すことだと思ってます」と力強く語っている。ということはつまり、この結婚は精神的に佐藤を強くしていると言っていいだろう。また、ダービーというタイトルは師匠の滝沢芳行が獲得しているタイトルだ。佐藤はそのことを意識しているといった。愛妻に師匠に思いを込めて、佐藤は明日、大きく翼を広げようと奮闘する。足的には抜群だから、6コースでも侮れないぞ。

      10R 完璧

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      毒島誠が逃げ切り! 非の打ちどころのない逃走で、毒島自身「完璧なレース運びだったと思います」とてらうことなく自画自賛した。やっぱり強いなー。こうした修羅場は何度も経験している毒島だ、怯むこともなかっただろう。しかも、もともと前評判の高かった相棒は今日、今節で最高に仕上がったそうだ。もちろん明日も手を緩めないだろうが、機力には不安はないはずである。

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      今日、12R発売中に今村豊さんが水面に登場し、セレモニー的な挨拶を行なっている。レスキューに乗っての登場ということは、もちろんピットを訪問しており、毒島もわずかだが会話を交わしたそうだ。もし毒島が優勝すれば、これまで今村さんだけが達成しているダービー連覇を果たすことになる。ミスターに並ぶのだ。で、毒島は今村さんにサインをもらったそうです(笑)。家に飾るんだとか。その今村さんに肩を並べることができるかどうか、明日のひとつの焦点となる。

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      2着は上平真二。とにかくニッコリニコニコとしていたのが印象的だった。それほど感情を見せるタイプではないのに、やけに笑顔が目立っていたのだ。やはりSG初優出は嬉しいことだ!
      今節、上平のSGジャンパーには大きく「YouTube ボートレーサー上平真二ch」と縫い付けられている。ご存じの方も多いであろう、上平はボートレーサーユーチューバーのパイオニア的存在! そして上平いわく「たくさんのコメントをもらっている。それが本当にありがたい」。自身にとっての力となっていることを嬉しそうに語っているのだ。いやー、ダービー後の更新が楽しみだよなー。優勝戦について何を語ってくれるのか、必見ですぞ。

      11R 悲願へ!

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      予選トップ通過の深谷知博が危なげない逃げ切り! 吉川元浩の2コースツケマイもきっちり受け止めて、優勝戦1号艇を勝ち取った。
      ピットでは、徳増秀樹が「よくやった」と絶賛している。徳増自身、6月グラチャンで同様の軌跡を経験しており、それがどれだけ重大なことかを理解しているだろう。ましてや、深谷はこれがSG初優出となるわけで、明日はさらに大きなプレッシャーが襲い掛かってくることが考えられる。まあ、その徳増先輩や菊地先輩がさまざまな言葉をかけてくれることだろう。己との戦いに勝つ条件はそろっている。

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      深谷自身はレース後、なんとも穏やかな微笑を振りまいている。やはりいろいろな選手から声をかけられ(先に優出を決めた佐藤翼も!)、爽快な表情を見せていたのだ。緊張感が高まってくるのはまさにこれから。この笑顔を明日の日中も保ちたいところだ。

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      2着は枝尾賢。昨年GⅠ初優勝を果たしてからの充実度は強烈である。7月オーシャンカップでSG初優出、それにつづくSGファイナリストとなった。こちらは深谷以上に笑顔笑顔! 出迎えた同県同期の江夏満が嬉しそうに声をかけ、西山貴浩はグータッチで祝福。特に江夏はまさに苦楽をともにした間柄だけに、喜びをこの場で共有できることは最高の瞬間のひとつとなったことだろう。深谷と挨拶を交わすときには、さらに笑みが深くなった。深谷を称える思いも込められていたのかも。
      ちなみに、我々が配信しておりますYouTube『週刊BOATBoy』の第1回では「ダービー展望特集」で担当Gが「5コース得意」の注目選手として枝尾をあげていました。実際に予選では5コースから1着、そして明日も5号艇! 一発あっても不思議じゃないぞ。

      準優勝戦

      9R
      ①金子龍介(兵庫)
      ②前本泰和(広島)
      ③桐生順平(埼玉)
      ④佐藤 翼(埼玉)
      ⑤深川真二(佐賀)
      ⑥守田俊介(滋賀)

      10R
      ①毒島 誠(群馬)
      ②上平真二(広島)
      ③新田雄史(三重)
      ④市橋卓士(徳島)
      ⑤峰 竜太(佐賀)
      ⑥磯部 誠(愛知)

      11R
      ①深谷知博(静岡)
      ②吉川元浩(兵庫)
      ③枝尾 賢(福岡)
      ④池田浩二(愛知)
      ⑤篠崎仁志(福岡)
      ⑥井口佳典(三重)

       

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      早い時間帯、準優組が慌ただしく動いている様子はほとんど見かけられない。あえて言うなら、新田雄史がペラ室と係留所を何度か往復しており、18人のなかでは早くから熱心に試運転をしている印象だ。また新田はペラ室の外に金属音を響かせるほどペラを強めに叩いており、準優に向けて思い切った調整をしているように見える。

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      ペラ室を出入りする準優組はやはり多い。写真撮影が可能な場所からは、ペラ室内部はごく狭い隙間からしか見ることができないのだが、だから死角から突如として峰竜太の顔が見えてビックリしたりもする。ここまで珍しいくらい仕上がりに苦労している雰囲気の峰だが、準優に向けて、早くもペラを叩き込んでいるようだ。

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      昨日、首の皮一枚で準優に残った井口佳典も、1R展示前からペラ室にこもっていた(これは隙間からよく見えた)。ハンマーを振るい、ペラを目元に寄せてラインをじーっと凝視して、またハンマーを振るう。この動作を繰り返していた。昨日の6着2本は明らかに異常事態。その原因をなんとか解消しようと、懸命にペラと向き合っていたわけだ。

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      1R発売中に、池田浩二がペラ室に入った。そして、福来剛の横に座り込み、長い会話を交わした。池田と福来? これは今まで見かけなかった絡みだ。福来は今年のクラシックが初SGだったので、昨年までSGのピットで見たことがないのは当然だが、今節に限っても初めて見る組み合わせだと思う。これは池田が福来にアドバイスを求めたということ? 福来独自のノウハウがあるのだろうか。その後は二人とも黙々とペラを叩き始めており、こうなると池田の気配の変化がおおいに気になるところだ。

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      絡みといえば、毒島誠と桐生順平が装着場で話し込んでいた。この二人は関東地区のツートップであり、いわば盟友。節間に何度も見かける組み合わせである。ただ、今日は妙に長く話し込んでいたという印象。桐生の足色はまだ余裕がないように見えるだけに、そのあたりが議題になっていたのかも。桐生はその後は丁寧にモーターのボルトを締め直し、2R発売中には試運転に向かっている。乗り込み始めるのは準優組では早いほうだと言える。

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      準優1号艇組では、金子龍介はまだ本格的に動いている様子はなかった。エンジン吊りで見かけたが、浮足立ったところは見られない。

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      深谷知博もまだ大きな動きはこれからといったところで、やはりエンジン吊りで見かけた程度。予選トップの準優1号艇、緊張しておかしくないシチュエーションだが、顔色にそうした気配はうかがえない。というかマスクをしているので、表情はうかがいにくいんですけどね。まあ、頼りになる菊地先輩や徳増先輩がそばにいるのだから、アドバイスを受けながらいい一日を過ごすことはできるはずである。

       ボートレース大村(長崎県)の「SG第67回ボートレースダービー」は4日間の全予選レースが終了。24日は9〜11Rで準優勝戦が行われる。

      <大村5日目11R 準優勝戦>
      1枠 深谷 知博 (静岡支部)
      2枠 吉川 元浩 (兵庫支部)
      3枠 枝尾  賢 (福岡支部)
      4枠 池田 浩二 (愛知支部)
      5枠 篠崎 仁志 (福岡支部)
      6枠 井口 佳典 (三重支部)

      3日目まで弱かったインが、勝負駆け日の4日目にしてなぜかよみがえり9勝。ようやく大村らしいレース傾向に戻った。

      そんな中、大混戦になった予選トップ争いは深谷知博に軍配が上がった。まずは前半6Rでイン速攻を決めると、後半10Rでは3コースから見事なまくり差しで連勝ゴール。3日目までの得点率4位から一気に自身初となるSG戦の予選トップへと浮上した。準優勝戦11Rを1着突破ならSG戦初優出で優勝戦1号艇が待っている。

      2位には予選ラストに1号艇が残っていた毒島誠がインからしっかり逃げて浮上。そのスタートはコンマ00のオンライン!とツキも残っていて準優勝戦10Rの1号艇となった。そして3日目まで得点率トップタイにいた金子龍介が3位に踏みとどまり、準優勝戦9Rの1号艇は何とか確保した。

      逆に金子とトップタイだった井口佳典は、4日目がまさかの6着2本と大敗。得点率を5.67まで下げてしまったが、ボーダーが下がったおかげで、18番目でギリギリ滑り込んだ。結局、3日目までの18位以内からは馬場貴也と西山貴浩の2人が脱落し、佐藤翼と磯部誠が勝負駆けを成功させて浮上している。

      今節は伏兵陣の活躍が目立ち、予選突破の18人のうち、SG覇者は11人、未制覇の選手が7人という比率。その7人のうち、枝尾賢と市橋卓士の2人はSG戦優出経験はあるが、予選トップの深谷知博をはじめ、金子龍介、上平真二、佐藤翼、磯部誠の5人はSG戦初優出をかけての戦いとなる。この5人のうち深谷と金子が準優1号艇、上平も2号艇なのだから、やはり伏兵活躍の波乱シリーズと言っていいだろう。準優も気配抜群の佐藤翼が4号艇で登場する9Rは波乱ムードが漂っている。

      <大村5日目9R 準優勝戦>
      1枠 金子 龍介 (兵庫支部)
      2枠 前本 泰和 (広島支部)
      3枠 桐生 順平 (埼玉支部)
      4枠 佐藤  翼 (埼玉支部)
      5枠 深川 真二 (佐賀支部)
      6枠 守田 俊介 (滋賀支部)

      連日熱戦を展開しているボートレース大村のSG「第67回ダービー」は23日、4日間にわたる予選ラウンドを終了。24日の5日目に行われる準優勝戦3番勝負(9~11R)に勝ち進む18強が出揃った。

      その準優3番で本紙が最も注目するのは、第1弾の9R4号艇で出場する新婚ホヤホヤの佐藤翼(埼玉=32)だ。

      今大会直前に人気急上昇中の美人女子レーサー土屋南(岡山=23)と、入籍したばかりの佐藤はこれが結婚後、初のレース。当然、発奮しないわけがない。

      前検日注目のエンジン抽選で2連対率50%を超える快速52号機を引き当てると、いきなり初日第1走目の7Rを豪快な4コースまくりで圧勝。華々しい船出を飾った。

      その後、中盤戦は抜群のレース足を誇りながら3、4、5着と、なかなか波に乗り切れず、得点率は5・50の21位に停滞。迎えた予選ラストの4日目5Rは2着条件の勝負駆けだったが、これは絶好枠でのイン戦。何が何でも逃げたいところ、だった。

      ところが1周1Mでは仲谷颯仁、松井繁の2艇に差し込まれる失態。万事休したかと思われたが、「(2Mは)差しではダメと思った」と起死回生の全速旋回を繰り出した!

      すると、これが見事に決まって、今節2勝目を挙げると同時に、前回の2018年のGPシリーズ以来となる自身2度目のSG出場にして、またしても予選突破を決めた。

      肝心な舟足に関しても「(SG初出場で予選突破した2018年12月の住之江)グランプリシリーズもいいエンジンでしたし、今節も足はかなりいいと思います。全部の足がいい。準優に入っても足負けはしないです」と、自信満々に胸を張る好仕上がりだ。

      もちろん「今節は(女子レーサー土屋南と)結婚後、最初のレースでSGだったので、そこは意識をしてやっていました」と強い思いもあって、愛妻に捧げる激走を続けてきた。

      強力な舟足の援護だけではなく、〝勝利の女神〟の力強い後押しもあるだけに、一気にファイナル進出を決めもおかしくないはずだ。

      ボートレース大村のSG「第67回ダービー」は23日、予選最終日となる〝激動〟の4日目を終了。24日・5日目の準優勝戦(9~11R)に出場するベスト18が決まった。

      結果的に予選トップ通過を果たしたのは、3日目から3連勝、トータル6戦4勝3、4着1回ずつとした深谷知博(静岡=32)だ。今年7月の鳴門オーシャンカップに続き、SG4度目の予選突破を決めた。首尾よく準優11Rを制すことができれば、25日最終日の第12R優勝戦も絶好枠1号艇が待っているだけに、いよいよ力が入ってきた。

      また、得点率2、3位での通過は毒島誠(群馬=36)、金子龍介(兵庫=47)となり、それぞれ準優勝戦10、9Rの1号艇を獲得している。

      予選ラストバトルは波乱の連続だった――。3日目終了時に得点率首位だった井口佳典(三重=43)が、この日の2走を6着2本と大ブレーキ。得点率を5・67まで下げ、一時は予選突破も絶望的と思われた。

      ところがその後、勝負駆けを迎えた松井繁(大阪=50)、馬場貴也(滋賀=36)、魚谷智之(兵庫=44)らが次々と脱落。最後は、最終12Rで1着条件だった上野真之介(佐賀=32)との〝一騎打ち〟となったが、上野が3着に敗れて井口が〝奇跡の生還〟、18番目のイスに滑り込んだ。

      レース後の井口は「4日目のようなレースをしているようではダメ…」と己を戒めるように語っていたが、この〝復活劇〟をなしたツキは見逃せない。

      果たして、覇権を競うベスト6はどんな顔ぶれとなるか?

      西山貴浩予選

      予選最終日・勝負駆け情報

       

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      「深谷知博か、金子龍介か」
      ふたりだけに絞られた予選トップ争いは、11Rの1マークであっさりケリがついた。イン毒島誠の先マイに3コース新田雄史が怒涛のまくり差しで襲い掛かり、バック直線はふたりの一騎打ち。1着ならば自力トップだった4カド・金子の攻めは空振りに終わり、この瞬間に深谷のトップ当選が決まった。

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      昨日も書いたが、改めて今節の深谷の枠番と着順をゴルフのスコアに喩えてみよう。
      ★第1戦…2号艇1着=バーディ
      ★第2戦…5号艇3着=イーグル
      ★第3戦=6号艇4着=イーグル
      ★第4戦=4号艇1着=アルバトロス
      ★第5戦=1号艇1着=パー
      ★第6戦=3号艇1着=イーグル

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      すべてアンダーパーで回ってトータル10アンダー。フライングによる恵まれ1着もあったが、運も実力のうち。最大の決め手はもちろん今日の10Rで、3コースからの切れのいいまくり差しは、まさに予選トップを飾るに相応しいスーパーショットと絶賛しておきたい。ゴルフにしても“本戦”のラスト2日がさらに重要な正念場となるのだが、今日のような大村らしいイン天国の水面ならば優勝まで突っ走る可能性はかなり高いとお伝えしておこう。

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      一方の準優ボーダー争いは最終12Rまでもつれたが、1着条件だった③上野真之介が④稲田浩二のひとまくりを喰って3着止まり。結果、昨日の暫定トップから6・6着で5・67まで暴落した井口佳典が、首の皮一枚でなんとか生き残った。速報としてアップできなかったが、遅ればせながら準優メンバーを紹介しておこう。

      準優勝戦

      9R
      ①金子龍介(兵庫)
      ②前本泰和(広島)
      ③桐生順平(埼玉)
      ④佐藤 翼(埼玉)
      ⑤深川真二(佐賀)
      ⑥守田俊介(滋賀)

      10R
      ①毒島 誠(群馬)
      ②上平真二(広島)
      ③新田雄史(三重)
      ④市橋卓士(徳島)
      ⑤峰 竜太(佐賀)
      ⑥磯部 誠(愛知)

      11R
      ①深谷知博(静岡)
      ②吉川元浩(兵庫)
      ③枝尾 賢(福岡)
      ④池田浩二(愛知)
      ⑤篠崎仁志(福岡)
      ⑥井口佳典(三重)

       下克上の戦国ダービーを生き抜いた18戦士の中で、V戦線の大きな鍵を握ると思われる選手を抜粋しておこう。

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      ★今節の穴パターンとして暗躍したオラオラ軍団の斬り込み隊長とも呼ぶべき深川真二が9R5号艇に配置された。
      ★今日になって順位を下げた井口佳典、峰竜太、池田浩二の銘柄スター軍団が、どこまで機力アップを実現できるか。
      ★節イチの伸びを誇る佐藤翼がサプライズな逆転ターンで準優センター枠をゲット!

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      こんな感じだが、興味深いのは9Rの深川vs佐藤のマッチアップ。今節の穴パターンさながら「オラオラ前付けを入れてのカドまくり炸裂」となるのか、はたまたコースの遠さが仇になるのか。明日の特訓や試運転をしっかりチェックしつつ、その方向性を正確に見極めたい。

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      いやはや、こんなことってあるのだろうか。3日目終了時点で予選トップだった井口佳典が、4日目6着6着で勝率急降下。一時は21位まで順位を下げ、まさかの「暫定トップ→予選落ち」の危機を迎えていたのだ。8R、まさか連続で6着になるとは思わず、レース直後のピットに出遅れてしまったため、井口がどんな表情で帰ってきたかを見逃してしまっている。慌てて駆け付けたピットで、井口はただ黙々とモーター格納作業とボート磨きを行なっていた。そのとき井口の胸に去来する思いは何だったのか。結果的に18位になんとか滑り込んで準優行きは決めたが、その後のピットでそれを喜ぶような様子はなかった。他者の失敗を手放しで喜ぶような男ではないのだ。ただ、11Rを2着で予選突破した愛弟子の新田雄史に対しては、柔らかい笑顔で祝福を送っている。

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      予選落ちの危機に瀕していたのは、峰竜太も同じだ。ドリーム快勝からまさかの軌跡を描き、9Rは4号艇で2着勝負を強いられることになっていた。5Rの大敗っぷりを思えば、峰の実力をもってしても、ひとつも安泰とは思えない状況なのであった。
      結果を言えば、さすがの峰竜太、である。4カドから内を締め、まくり差しにチェンジして2着。逃げた前本泰和を捕らえられなかったあたり、まだ完調ではないようにも思えるのだが、剛腕っぷりを見せつけるハンドルであった。レース後はやはり安堵に目を細めており、出迎えた周囲も「ヒヤヒヤしたな、おい」的な笑顔を見せていた。江夏満はカポックの上から峰の肩を揉む仕草。まあ、改めて峰の勝負強さを思い知らされた局面ではあった。

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      9Rで3着は磯部誠。これで得点率6・00となったのだが、これがけっこう気を揉む状況となっていた。たとえば直後の10Rで松井繁や魚谷智之が勝負駆けに成功していれば、19位以下になる可能性があったのだ。磯部も、着替えを終えたあとには報道陣に状況を確認しており、自分が予選突破できるのかどうかに確信は持てないでいるようだった。10R発売中、磯部は淡々とモーター格納などの作業を行ない、特にそわそわしているようには見えなかったが、実際のところはどうだっただろうか。

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      その10Rでは松井、魚谷ともに勝負駆けは実らず、これで井口佳典が18位に浮上してきたことで、17位となった磯部は予選突破確定。19位以下から浮上する可能性が残されたのは12Rの上野真之介だけとなったのだ(結果3着で勝負駆け成功ならず)。磯部ももちろん、他者の失敗に喜びをあらわにするようなことはしない。とはいえ、前検記事で書いたように、「今節は終わった」などとうそぶきながら、しっかり予選突破を果たしたことは称えてもいいだろう。

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      この10Rでは1着勝負だった菊地孝平が1号艇で登場。必勝の一番だったが、1マークで流れてしまって3着に敗退。予選落ちを喫してしまった。これはさすがに悔しい一番で、レース後の表情は硬かった。勝ったのは後輩の深谷知博で、これが結果的に予選トップを決めるまくり差し一撃。その深谷が頭を下げてきても、菊地は軽く右手をあげて応えるのみ。それ以上の所作をする余裕がないようにも見えた。もし敗れるなら後輩相手であるのが望ましいとも思うのだが、そうした発想にはすぐにはなれなくて当然でもあろう。

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      そう、深谷がこの1勝で予選トップにぐっと近づいた。速報にもあったように、11R4号艇の金子龍介が勝てば深谷を逆転していたが、なにしろ1号艇は毒島誠。相当な確率で深谷の逃げ切りは濃厚と思えた。そうした感覚は誰もが持っていたのではないか。レース後、歩み寄ったのは守田俊介。特に関係が深いとは思えない守田も、素晴らしいまくり差しと予選トップを確定的とさせたことに感銘を覚えたのだろう。深谷も笑顔で守田に応え、充実感を発散しているのであった。

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      11Rの金子は4着。予選トップを逃したことへの悔恨みたいなものは特に感じさせず、淡々と戻ってきている。それでも準優は1号艇だ。絶好の優出チャンス。前付けのあるイン戦となるが、気合の入った戦いを見せてくれるだろう。

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      勝ったのは毒島誠で、予選2位をもぎ取った。ただ、このレースはピットをざわつかせていて、選手たちの目に「スタート早すぎ!」と映っていたようだった。スタート正常の文字が対岸のビジョンに出るまで、選手たちは「おいっ!」「ブスッ!」などと声をあげており、実際に毒島はコンマ00のタッチスタート! 新田雄史もコンマ01で、深川真二がレース後に新田と毒島を指さして呆れたような表情を見せていた。深川もコンマ07で、だから「早かったろ!」と感じていたのだろう。ともかく、毒島は(新田も)セーフ! ダービー連覇、大村SG連覇に向けて、明日明後日は腕を撫すことになるだろう。

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      1Rからアツい勝負駆け。桐生順平は2着6着で6・00に到達するという状況で、道中捌いて2着を獲り切った。つまり、後半は無事故完走で当確ということになる。その状況をある程度わかっていただろう、桐生は穏やかな表情でピットに帰還している。ただ、ボートに気になる部分があったのか、すぐに艇修理の方に声をかけて、チェックをお願いしている。後半は6着でいい、などという発想はない。少しでもいい着順を獲って、準優は少しでもいい枠番を。6Rも渾身の戦いを見せる。

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      西山貴浩は3着条件。1マークは握って攻めたが及ばず。道中は必死に3番手を追って、惜しい場面もあったものの、4着に終わってしまった。もちろん、ボーダーが下がる可能性はありうるわけだが、さすがに西山も疲れた表情を見せていた。仲のいい磯部誠は「友を一人失った」。だはは、なかなか大げさな物言いではあるが、一緒に準優に乗りたかったんでしょうね。その磯部も今日は勝負駆けで条件は2着3着。3Rは1号艇2着で、後半は気合が入るところ。

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      2Rは魚谷智之が逃げ切った。魚谷は1着2着条件なので、後半につなげる大きな逃げ切りということになる。特に顔をほころばせたりということはなかったが、吉川元浩あたりと言葉を交わす表情には力強さも浮かんでいる。セット交換など、機力の底上げに懸命だった今節。このポジションに持ってこられたことは、魚谷の実力であると同時に、充実感を与えるものであるだろう。

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      まったく同じ条件だった瓜生正義は4着。何があるかわからないとはいえ、予選突破は絶望的となってしまった。それでも後半は1号艇、なんとしても逃げるだけではあるが……。瓜生はエンジン吊りの間も最後までヘルメットを脱ぐことはなかった。さかんにボートの底部を気にしたりもしていて、妙に落ち着きのない雰囲気。それが悔しさの発露だったというのは深読みだろうか。今節Vならダービー4度目の優勝。これは先に引退した今村豊さんを抜いてダービーレコードとなるものだった。それがここでほぼ絶たれたことは、やはり残念ではある。

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      3着2本条件の新田雄史は2着で、後半はやや楽な勝負となった。2コースからイン魚谷に対してのぞいていく雰囲気もあり、足的にもいい感じだったように思う。ところが新田は、なぜか冴えない表情でエンジン吊りに臨んでいる。時に首を傾げたりもして。ジカまくりもありそうな展開で、差して2着はかえって悔しいのだろうか。とにかくあまり納得している様子はなく、つまり「やや楽な勝負となった」などという思いは少しもなさそうである。後半も全力投球だ。

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      さてさて、快晴の今日、2日目の前半と同様に、今垣光太郎がピットの隅の日向で入念にストレッチをしていた。今日はこちらの姿を見かけて、快活な挨拶を投げかけてくれた。そして、「もったいないことをしました」と昨日の勇み足を悔やんだ。こういうとき、かける言葉を探すのはなかなか難しかったりもするのだが、続けて「行く気になりすぎてしまいました」と微笑んだので、こちらも「それは仕方ないですよね」と返すことができた。今後は外枠オンリーになり、スタートも慎重にならざるをえないが、残り3日間も緩めず走り抜く。

       

      予選3日目が終了しました。3日目を終えて暫定トップは井口佳典。金子龍介と得点率、上位着順はまったく同じですが、最高タイムでコンマ3秒、井口が上回っています。準優ボーダーの想定は6・00。そうすると、なんと井口はまだ当確が出ない! 金子が当確なのは出走回数の関係です。暫定トップがまだ当確ではないということは、すなわち混戦模様。明日次第で順位は大きく入れ替わってもおかしくありません。熱い勝負駆けになりそうです! なお無事故完走で準優当確は4名です。

      1 井口佳典  5・5着
      2 金子龍介  当確
      3 上平真二  当確
      4 深谷知博  4・5着
      5 前本泰和  3・6着
      6 毒島誠   当確
      7 池田浩二  当確
      8 市橋卓士  5着
      9 峰竜太   2・6着
      10 桐生順平  2・6着
      11 吉川元浩  4着
      12 深川真二  3・4着
      13 馬場貴也  4着
      14 枝尾賢   4着
      15 新田雄史  3・3着
      16 西山貴浩  3着
      17 守田俊介  3・3着
      18 篠崎仁志  3・3着
      19 松井繁   2・3着
      20 江口晃生  2着
      21 佐藤翼   2着
      22 興津藍   2着
      23 久田敏之  2着
      24 磯部誠   2・3着
      25 茅原悠紀  1着
      26 仲谷颯仁  2・2着
      27 菊地孝平  1着
      29 瓜生正義  1・2着
      30 魚谷智之  1・2着
      33 福来剛   1・1着
      35 上野真之介 1・1着
      37 西島義則  1・1着
      38 徳増秀樹  ※1・1着相手待ち

       

       ボートレース大村のSG「第67回ダービー」は22日、予選3日目を終了した。連日、乱戦傾向にある今節だが、3日目はイン逃げが4本。2連単万舟が3本、3連単万舟が5本も飛び出すなど〝イン天国〟大村らしからぬ決着の連続となっている。

      そんな乱調ムードの中で、得点率トップに立ったのは3日目12Rの大事なイン戦を制した井口佳典(三重=43)の8・00。同率の金子龍介(兵庫=47)が2位。この両者は着取りも同じで、僅かに3周タイムの差だ。僅差3位は7・80の上平真二(広島=46)。

      この上位3人は「足はいい。2日目よりも良くなっている」(井口)、「バッチリ合っていて、特にいいのはレース足」(金子)、「出足はしっかりしてきたし、直線も下がらない」(上平)と揃って機力、気配ともに良好だ。23日の4日目予選最終日は、この金子と上平が直接対決する11Rから目が離せなくなった。

      以下は深谷知博(静岡=32)、前本泰和(広島=48)、毒島誠(群馬=36)、池田浩二(愛知=42)と続いている。

      予選突破のボーダーを6・00と想定すると、前記の金子、上平、毒島、池田の1回走り4人に無事故完走条件での準優当確ランプがともっている。また、9位・峰竜太(佐賀=35)や10位・桐生順平(埼玉=34)も、4日目連勝ならば一気に準優戦好枠争いに加わりそうで、予選ラストのポイント争いは最後まで予断を許さない。

      一方、18位のボーダーライン下では〝王者〟松井繁(大阪=50)が2走で13点(2、3着)以上。茅原悠紀(岡山=33)と菊地孝平(静岡=42)は1走でそれぞれ9点、10点条件(いずれも1着)。瓜生正義(福岡=44)が2走17点(1、2着)の勝負駆けとなっている。

      果たして、準優勝戦に勝ち上がるベスト18はどんな顔ぶれになるのか。そして、今大会のVの行方は――。

      ボートレース大村(長崎県)の「SG第67回ボートレースダービー」は23日、早くも予選最終日を迎える。

      1Rから最終12Rまで激しい雨が降り続いた3日目も波乱の1日。初日に8勝、2日目に6勝だったインがなんとわずかに4勝のみ。雨はモーターの出足性能に影響を及ぼすことがあるので、インには決してプラス材料ではないのだが、日本一インが強い大村の、しかもSG戦でインがここまで苦戦するとは誰が想像しただろうか…。

      3連単の万舟券も5本飛び出し、4Rでは6号艇の新田雄史が大外6コースから差し抜けて、今節の最高配当となる3連単で6万円台、2連単も2万円台の大穴が出現した。さらに11Rでは今垣光太郎と江夏満の2人がF。上位機を手にしていた今垣は、パワーが本格化した矢先のFでもあり、ガックリと肩を落としていた。

      そんな戦国ムードのダービー、3日目終了時点で8.00の得点率でトップに並んだのは井口佳典【写真上】と金子龍介の2人。4日目は井口が2回乗りで枠は3と4。一方の金子は1回乗りで枠は4。一般的に得点率で上位に立つには出走回数が少ない方が有利ではあるが、井口は2走とも得意のセンター戦とあって、条件は五分五分かもしれない。

      金子はこれが2年ぶり13回目のSG戦出場だが、予選を突破したのは初出場だった2004年のグランプリシリーズ戦のみ(結果は準優勝戦で4着)。16年ぶり2回目のSG戦予選突破がトップ通過なら、これ以上喜ばしいことはない。

      7.80の得点率で3位に浮上してきたのは上平真二【写真上】。ドリーム戦の6着から2日目、3日目の2回乗りを1、3、1、2着と好走。パワーも日々上昇ムードになっている。上平もSG戦出場はまだ12回目で、予選突破はこれまで3回あるが準優勝戦を突破して優出したことはない。4日目は1回乗りで枠は5。11Rとあって対戦相手も強力だが、上位着順でクリアして準優勝戦の好枠を手にしたいところだ。

      大村SGボートレースダービーのレース情報やムービー特集、その他コンテンツはページ下の関連リンクよりご確認いただきたい。熱いレース展開に乗り遅れないようご注意を。

      予選3日目

      ボートレース大村のSG「第67回ダービー」は22日、予選3日目を終了した。

      3日目11Rでは今大会、エース機を獲得して活躍が期待されていたベテラン今垣光太郎(福井=51)が痛恨のフライング失格、万事休した。

      このレースはお得意の〝3コースカド〟に引いて、内側艇をまくり切ったかと思われたが、バックストレッチで先頭に立ったところに無念のFコール…。同レースでは2日目まで好リズムだった江夏満(福岡=40)もFの〝勇み足〟。2艇の集団フライングとなり、揃って賞典レース除外の処置がとられた。

      今垣はここまでの獲得賞金が3966万円で、ランク43位だったが、このFにより、11月末の蒲郡SG「チャレンジカップ」並びに、12月の平和島SG「グランプリ」出場が不可能となり、事実上、2020年は〝終戦〟。レース後はさすがに「もったいないことをしました…」と沈痛な面持ちだった。

      また、地元の期待を一身に集めていた原田幸哉(長崎=44)も度重なる整備も結実せず、3日目3、5着で得点率4・40の32位。予選敗退が決定的だ。

      うぎゃーっ、と悲鳴をあげたのは西山貴浩だ。11R、水面際のアリーナ席でレースを見守っていた西山は、スタートの瞬間に声を発した。たしかに対岸のビジョンに映し出されたバーチャルのラインを、特に今垣光太郎が超えているように見えていた。さらに、西山の先輩である江夏満も、敬愛してやまない池田浩二も。まくり切った今垣が先頭を走るバック水面、ちょうどそのタイミングでビジョンには「返還②③」の文字が映し出された。江夏と今垣。先輩がフライング艇に含まれていたこともあってか、西山はその文字を見て立ち尽くした。呆然としていたと言っていい。やがて、江夏と今垣が先にピットに戻ってくること